もっきりや


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最新の絵日記ダイジェスト

2019/10/06		索道の手入れをした
2019/10/05		山が少し色づいた
2019/10/04		HP日記の改修に悩んでいる
2019/09/30		患者も湧く、カメムシも湧く
2019/09/29		昨日は商売繁多であった

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	2016/03/27(日) 僕の方程式

やっぱり都はるみを見ていると、気持ちが高じて今までのモヤモヤが薄れてひとつひとつがちゃんと形を現して僕を支えてくれる。何か始めようとか何処かへ行こうとする時は僕は都はるみを聞く。するとすでに死んでしまった僕のタミコが脇に来てニャ～と鳴く。僕の方程式のひとつだ。

	2016/03/26(土) 先に進もう

　晴れて昨日の雪は半分になりました。それではと車を出す準備をスコップ片手に始めて1時間ほどたってどうにか旧仁成館前にあげることが出来ました。津南へ帰る友人の車に同乗させてもらって軽トラを持ってくることが出来ました。軽トラはそのまま索道横まで下げたのですがちょっと気になります。明日からいい天気なのですが先のことは一昨日の雪のように読めません。この頃の天気はずいぶんと不良です。やっぱり軽トラ上にあげておこう。
　津南でも１５ｃｍほどの積雪があったといいますがすっかり消えて春の中でした。
　老人会の会計は本日６時に完了となりました。おかげさまですっかりエクセルを使いこなせるようになったと自負しますが友人の言うには卒業はまだ出来ないと。つまりエクセル留年と言うことのようですが進歩したのは確かです。でも老人会に入ったせいで目も見えにくくなるし胃は重ったるいし痰は出るしイライラするし、逆上せ症の悪い癖で切れそうになるし実に多くの老人性症状が確認できました。こんなことでは本物の老人になるのはいつのことやらと肩を落とします。穏やかにのんびりとニコニコ笑って空を眺めて一日を過ごすのが本物の老人です。たとえ少しボケが入ってもいいじゃないかと現在の中途半端な老人は考えるのです。
　ところで明日から長い間ここを留守にしますよ。瀬戸内海、国東取って返して京、奈良を見聞してきます。毎年の春の移動です。それと少しく症状の出た身体の検査に内科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科などをそろりと廻ってきます。だから僕が日記を書くのは４月１５日頃になるようです。そこのところくれぐれも宜しく。皆さんもどこかへ行ったらいい。春の花が満開の下をぞろりと歩いたらいい。お金のことは先送りにして今のこの春を確認してください。では行って来ます。
　今日京都から竹の子がとできました直ぐに茹でてみんなで食べます。ありがとう。

	2016/03/25(金) 大雪になる

　積雪は３０ｃｍにもなって対岸に停めた車は仁成館への道を上って行けなくなる。予感はあったのだがここまで降るとは考えなかった。何年ここに居るのだろう。僕の体験は経験になってはいなかった。明日友人の車で津南に出て預けている軽トラを取ってこなければならない。２７日の夜には市振に出て列車に乗らなくてはならない僕にとって今回の春の旅が危うくなっている。
　明日来たいというお客さんもこの雪ではことわらざるを得ない。
　で、老人会の会計であるけれどどうも理解に苦しむのだ。以前の会計の方に聞いても多分詳細に説明してはもらえないだろうし困った。ただ不足金ではないので何とか貸借対称を分かりやすい方法で決めていかなければ先に進めない。今日も一日これに掛かりっぱなしで実に情けない。僕の頭が悪くなったのかとずいぶん年を取ったような脱力感である。明日現会長と次期会長に相談して決めてしまわなければもっと年を取ってしまいそうだ。早く自分のことに取り掛からなければ時間がもったいない。やることはたくさんあるのだが。

	2016/03/24(木) 積雪５ｃｍ

　眠くてしょうがない。ので今日は寝ましょう。
　小屋番のおじいさんはみぞれが降る中帰っていきました。どんな夢を見るのだろうかとちょっと気になります。でも眠くてしょうがないので子供のように寝ます。年とったのかな。
　今朝は寒くて５ｃｍの積雪がありました。老人会は明日報告書や会計を決めてしまいます。時間がもったいない。資料作りなんかやっていられないのだ。

	2016/03/23(水) 初めてエクセルを使ってみた

　去年までの会計の方程式を解くのに2時間かかった。これで教わったエクセルを使えれば老人会の会計は完璧になるはずだ。出来なければしょうがない資料を持って津南に下りるしかない。でも1日がんばれば出来そうだ。やってみないとどこがいけないのか分からないからまず失敗を重ねるしかない。ちょっと面白そうだ。
　飯山の職安に用事で出たついでに精米をして来た。あれはなんというのか温かい気持ちになるのだな。玄米が機械を通って雨のように流れてくるとふと手を出してみたくなる。心地よく手のひらを叩く感覚はいいもので僕も米で苦労してきた日本人のDNAを受けついているとかんじる。ただ３０kの米袋は年寄りには重いので１５ｋに分けて車に積んだ。
　飯山の日赤病院に寄って来ると４月から紹介状がないと診察してもらうのが面倒になるという。この間大腸や胃の検査をしてくれた医師はいなくなると云われたし、果たして１年に１回はカメラを呑みに来なさいといわれたけれど診てもらえるのだろうか。この辺には家庭医を探すのが面倒だし。ま～いいって言えばいいのだけれど７０までは死にたくはないしな～！

	2016/03/22(火) 会計報告書の作り方で悩む

　老人会の会計も村から援助を受けているせいかなかなか面倒なのである。そこへもってきて前任者達の会計への取り組みがよくわからない。そもそも大した仕事は出来ない世代で親睦や村の中の花植えなどしかないのだから単純のはずなのだが難しくしてしまっているようなのだ。全体的に記帳とお金の流れをはっきりさせなければいけない。じゃ～どうするか。それは出来るのだが報告書の作成の作り方がどうも！
　僕は表計算の使い方が分からない。エクセルなんて今まで使ったことがないのだ。どうすればいいのか今度聞いてこなければ資料が作れない。こまったものだ。
　役員といってもみんな８０歳を越えているのだし、いちばん若い僕としては勉強も必要になる。新しいことをやるのは67才ともなるとやはり面倒だ。そこが問題だが熟練した方に聞きに行ってみよう。でも彼もめんどくさがってなかなか進まないのが現実だ。どうもこういった組織というのは僕は好きになれない。もっともそのことは僕に問題があるのだが…

	2016/03/21(月) おっちょこちょいなんだな～

　昨日は上越線で帰りました。どうにか舞台挨拶は終えました。どうもお調子者の性格は直りません。連れて行かれた新宿のジャズバーでは高い金を取られたことが心残りですがどうも田舎者と思われたようです。早く帰らなくてはと中目黒のゲストハウスを抜け出たのも東京に愛想が尽きたからでまだなんだかむしゃくしゃしているのです。西荻の「戎」に向かうべきだったとしばらくは悔やんで朝を迎えそうです。それでもひとつ約束を果たせてホッとしています。
　昨日の朝は「アナ　アナ　バテイムスー〇×△」というご婦人をの部屋をノックする声に起こされたのですが多分、旅行中のエジプト人の声だったのかな～と不思議な感じがするのでした。山のなかでだけ暮らしていては感じられない体験です。あんまり嫌がらずに街に出ることもしなければいけないとも思う一日でありました。今度は自分のことに集中してみなければなりません。
　上越線の車内で老いた男が長い杖を突きながら婦人と思える人に意見をしています。「分かる！だから、理解しているの！僕と君とではレベルが違うのだから。どうしてそんなことが分からないの…」聞くに堪えないのですがそれでも夫婦なんだな～と彼らのこの先１０年を想像しているうちに水上に電車は着くのでした。
　昨日は雪が舞ったようでうっすらと雪化粧で寒い一日です。
　さて、明日は老人会の役員会、２７日は集落決算総会、２８日は西方行脚旅行。帰って来てもいろいろあります。忙しくなっちゃったな～

	2016/03/18(金) 雪国の季節の移ろい時

　三月になるとそれまで我慢していた用事が出てきて忙しくなる。今年はことのほか雪が少なく暖かいので外は五月のようになっている。恒例の春の旅行も予定しているし耳鼻科の検査だってあるし、老人会の会計やら総会の準備もある。また会えない旧い友人と逢おうじゃないかという計画にも乗った。そうなると気になるのはチョウのことでここまで来て僕の具合で計画を放棄するわけにはいかない。でも外に目をやると雪は消えつつあってこのままでは早く羽化するのではないかと気が気ではない。
　予定を見直して耳鼻科の検査を延ばすかとも考えている。先の短い僕のこれからよりもせっかくここまで育てたチョウの羽化のほうを優先させるべきだと考える。こっちは今日明日でどうということもないだろうから検査を津南でやってみたほうがいいとも考える。健康でいるべきなのは分かるがそんなに執着しても治る時は治る。駄目な時はしょうがない。
　去年と違って雪の量でこれだけ春が違っちゃうのには驚く。多けりゃ多いで大変で、少なければ少ないで忙しい。どっちにしてもこんな雪国の季節の変わり目は面倒なこった！

	2016/03/17(木) 春を感じる

　昼までちょっと手伝いに出ていた。天気も良かった。光を受けて雪が結晶になって光っているのを見る。きれいだと感じる。
　今朝冷えたので道路は凍っていて走りずらい。１時間もすればとけるのだけれど手伝いの彼の車が気になる。連絡もないので抜けたのだろうと時計を見る。
　帰って玄関前の水を切った。もう降らないだろうと予測したのだけれどどうなるかな。対岸から川西街道を見るとどうももっきりやみちの分岐まで除雪されているように見える。
　ひとりになってのんびり羽根を伸ばしている。

	2016/03/16(水) ガラスまで磨いた。

　天気が良く、気温が上がると屋根からの雪解けの水が落ちて外周の作業が出来なくなる。で、しばらくはやらない。台所の雪囲いは来月でいいだろう。
　朝にストーブを付けたところ吸い込みが悪く煙突が詰まったと掃除を始める。そうなると家のなかの掃除へと目が行く。帰ろうとする人を引き止めて居間から全体の掃除を手伝ってもらう。彼は１日遅れて明日ここを離れるようになった。マッ　お客というのでなくて手伝いだからここは泣いてもらった。今晩は木下恵介の「陸軍」でも見てみよう。彼は昨日見た「早春」の池部良にちょいと似ている。でも同年代の人間に池部良と言うのは癪だから池部不良と言うことにして少し溜飲を下げた。僕はジョージ・クルーニに似ているだろうというと「髪の毛を同じにすれば似ている」とやられた！
　さっきから彼は福島原発の吉田所長の「カウントダウン」を読んでいるのだが見ると後ろから読み出している。頭のよい人のやることは凡人いは理解できない！

3月絵日記の続き