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2016/12/03(土)
雪が消えて空が青い
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この家は1時を過ぎると日が差さなくなる。かと言って9時までは日が差さない。困った場所にある。洗濯と掃除、便器を磨いて、外周りを片付ける。桜の木の雪囲いを直した。10本のうち5本がひょろひょろと伸びている。幹が太らずまだ5年は2mを越えることはないだろう。来春は咲いてくれるだろうかと横目で見る。 プロパンガスの追加が出来た。これで80kになったガスは強い味方だ。そんなことをしていて気が付いたのだが昨日の白菜漬け用に干していた白菜が散らばっている。どうもサルが干していたものに食らいついたようだ。そのことに気が付かない僕はうっかりものだがこれを食べたサルは僕に気が付かないように一つだけ盗み食いしたようなのだ。知能の高い奴らしいが昼過ぎにキイーとひと声鳴いた。鳥だろうと気にしなかったが家を出るとき鍵穴に差した鍵が曲がっていた。これは白菜に味をしめた奴が片付けられた腹いせにキイーとひと声吠えて曲げたものだと確信した。 都会の観光客には笑い話だろうがここのサルだけではなくタヌキやキツネ、ムジナやクマなど野生の動物は必死に食べ物を探すのだ。今年は山の生り物がほとんどなく彼らにしては降り来る時期になる前にと知恵を絞っている。旧仁成館に線香をあげに行くとおかみさんがご飯を炊いて野生動物に上げるのだと話した。
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