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最新の絵日記ダイジェスト
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2019/10/05 山が少し色づいた
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2016/10/31(月) 初冠雪の日に江差追分を聴いた
 ずいぶん前のことでいつ頃だったのかよく思い出せないのだが今は北九州に住まいを移した友人と青森、秋田を旅したことがあった。そうだ、確か夜行急行の「津軽」で始めた旅だった。花輪線に乗ったり、五能線で日本海を見ていたのだろう。その旅の中で僕らは大鰐温泉に泊った。翌朝ひとりで朝風呂に入ったときのことだ。湯船には先客の男がひとり背中を向けて低い力のある声で江差追分を唄っているのだった。
 カモメ〜鳴く〜音に ふと眼を覚まし〜あれが蝦夷地〜の〜山かいな〜
 男は後ろの僕には一顧さえせずに外を見たまま小節を回して唸っていた。忘れられない情景だった。
 その後江差にも行ってみたし真似て唸ったこともあったがまるで唄えないのだ。
 昨日の夜、僕は本物の江差追分を聴いた。たまたま同宿された方たちの記憶に残る追分だったと思っている。
 その日の朝に僕は初冠雪の苗場山を見た。そしてその夜に追分が帰って来たのだ。

2016/10/29(土) キンドルに「月桂寺」を見つけた
 予定では冬用の新品タイヤを取りに行き、飯米を送ろうと考えていたが終日氷雨でトラックでの作業は止めた。外での側溝清掃も止めた。家を出たくもなかった。そんな時はMLBのカブスを見ていた。すると負けてしまった。夜はカープを見ていようと思ったがこれも負けてしまうのではと気になった。その間はキンドルで「吾輩は猫である」を読んでいた。実はキンドルは去年に買い求めたのだが使い切れずに宙に浮いていた。これではジジイになると教えてもらった通りに読み始めた。本と違って重く使いがっては慣れないが気が付くと指をなめてページをめくろうとする自分がいた。
 猫を読んでいると母方の菩提寺「月桂寺」の名前が出て来て驚いた。女子医大隣の寺は夏目坂から遠くもなく漱石の時代にも半七捕り物帖の頃にも登場する必然はあるのであろう。母方の直系は絶えてしまったのだからそのうちに寺から退去を求められるのは左程先のことでなくなった。戦時中ビルマ戦線で戦死した伯父もシベリヤで戦病死した伯父も会ったことのない僕が線香をあげるだけになったが、墓に何もなくっても生きたという何かは感じ取ってあげたいといつも思う。ああいった時代にたまたま遭遇してしまった僕の知らないふたりの伯父の写真を見上げながら少なくとも僕が生きているうちは名前を呼んで線香をあげて行こうと考えている。
 雨降りの日に家の中にじっとしていると年寄りっぽい思いをするものだと感じた。母方の「月桂寺」に参らなくてはならなくなった。

2016/10/28(金) 昨日の遭難者の救出
 3時を過ぎて雨が降り出す。気温は昨日ほどではないようだ。
 苗場山の遭難は頂上付近の木道に降りた霜に足を滑らしての骨折だったという。昼前に事故にあった登山者は結局深夜2時を越したころに3合目の駐車場に降りたという。ずいぶんと寒かっただろう。
 昨日の作業中に長野のヘリを見たけれど山頂部は夕方まで雲におおわれていて助けられずようやく晴れた夕方は栄村の日没時間にかかって出動せず。結局レスキュー隊員が7人ほどで背負っての下山となったという。一緒に救助に向かった遭対協の人の言うにはレスキュー隊員の体力には驚くと言っていた。なるほど給料分の仕事をするもんだと思う。彼はおにぎりだけで3時に家に帰りつき朝の8時には仕事に出た。彼だってレスキューに負けない体力があるというものだが長く座っていて動き始めるときに腰がギクリと痛むと言った。

2016/10/27(木) 秋もずいぶんと下がって来た
 志賀方面の紅葉は終わったように見える。そう感じた途端志賀に走り抜けるバスが消えた。バスは切明から津南に向けて下って行く。この辺りの紅葉もどうにか週末までだろう。
 風もないようなのに道には落ち葉の絨毯である。それで川には落ち葉が流れ取水口を覆ている。仕事はそのゴミを片付けることに追われた。来月の半ばあたりまでとにかくゴミを片付けることになる。奮闘努力の甲斐もなく落ち葉は山をなしている。
 今日も寒く苗場は白くなったという話も聞いた。おまけに苗場で遭難もあったようだ。早く探してやらなければと遭対協の仲間は押っ取り刀で事務所を後にした。

2016/10/26(水) 冬毛のモモンガに一筋の血が流れて
 外の川に向かって歩いてモモンガの亡骸を見る。帰りにご遺体を埋葬すべく持ち帰る。見開いた眼が哀れに思って閉じてやると涙が浮いて流れた。ちょっと不思議な感じだった。生き物はヒトもネコもモモンガも死ぬと涙を流すようなのだ。そのことを仲間は信じないけれど僕はちゃんと見た。
 タミコの墓に埋めてやった。先日マヒワの亡骸を道に見つけて同じようにタミコの墓に埋めた。墓の中からタミコは親分としてマヒワとモモンガを引き連れて遊びに出ることだろう。さびしくなければそれでいいと思う。な〜に死んでしまえばネコもイヌもトリもヒトも同じだから。写真はやめておきましょう。

2016/10/25(火) アニマルワールド
 冬用のタイヤがどうも使えないようだ。最も5年も使えるスタッドレスタイヤはないのでしょうがないが車が車なので先のことは考えないようにして来た。タイヤを軽トラに積んで何となく感じるのである。このタイヤでは事故になると。
 仕事の帰りにそれを積んで津南まで下った帰りにもっきりや道でネコを見た。三毛の今年のネコのように思われた。
 この辺りには野良のタヌキ、はぐれのサル、今年初めて見かけた野良のキツネがチョコチョコ動き回っている。そこに世間知らずの野良ネコがどういう立場でまじりあっているのか気になっていた。
 今朝の気温は1℃でこれからはどんどん気温が下がる。そんな時期である。どこかの小屋に入り込んでいるのだろうがすぐにでも降りくる雪を思うとネコの春はないのである。
 軽トラを止めて見ていると向こうもこっちを見ている。出て確保しようと近づくと藪の中に入って行く。誰かに捨てられたりどこかから逃げて来てすっかり野良になり切った経験のない若いネコが気になってしょうがない。タミコの墓に片手拝みで「どうにかしてくれ」と願ってみた。

2016/10/24(月) 道は混乱している
 奥志賀への道は11月7日月曜日の14時にゲートが締まります。
 その道を多くの車が通り過ぎる。バスが来る。バイクも走る。乗用車は立ち止まる。この7日間がここのお祭りのようなものでそれぞれの車から降り立つ人たちはてんでんばらばらに指さして彩を眺めている。せっかくだから今日のように温かく晴れていたほうがいいのだが予報では安定しないという。
 なかなか行けないところへ出て紅葉の写真を撮ってみた。青い空の下ではこの程度の紅葉でもきれいだなと感じる。

2016/10/23(日) 雨が降ると寒いように感じる
 笑い声が聞こえていた。笑いのつながりがその場を盛り上げていた。
 彼らが採って来たマイタケをご飯に炊いてモトハシやナメコで味噌汁を作る。その間に飛び込みのお客が3人鳥甲山から降りて来たという。明日は岩菅に行きたいというのでみんなと混ざって笑い転げていた。
 今朝は暗く昼前から降り出しその中で風呂の排水のパイプ取り付けだけをやったのだが雨は強く、降り止まず他のことは止めた。この雨で明日は落ち葉との格闘になるのだろう。この時期仕事を休むことは出来ない。

2016/10/21(金) 栃川の紅葉
 志賀からバス、車、バイクが数珠つなぎにやって来る。高齢者の運転する車もあるようでとにかくスピードを出さずに走るべきだ。また紅葉を眺めながらの運転のようで道の真ん中で停まっている者もいる。充分注意して来なければならない。
 今日は栃川の紅葉を見る。この数日でずいぶんと色が付いたように感じる。紅葉もいいが僕は新緑のほうが好きだ。

2016/10/20(木) 約束したペンキを塗り終えた
 ぱらりと一時来たけれど予定の65平米は塗り終えた。予報では晴れ時々曇りだったけれどず〜っと曇っていて気をもんだ。それでも来年にでもと考えていた作業が進んだのはうれしい。残りの作業は急がずに、来年は来年のことだとペンキ塗りを終えた。
 雪の頃にも出来るペンキ塗りに気が付いた。玄関周りと風呂場の外周りは雪のある頃にもやれる。屋根の破風板も雪に2段のハシゴヲかけて塗れる。濃いグリーンがいいだろうと眺めた。ペンキ塗りはなかなか面倒でペンキ自体も値の張るものだけれどひとつやり終えると変に自信になる。見た目に分かるきれいさがその理由だけれどやってみると泣くに決まっている。そこのところが凡夫の浅はかさなのだけれども。

10月絵日記の続き


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