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2015/07/30(木) 釣り人4人と犬一匹
 渋沢への水平道で2組4人の釣り人と一匹の犬とすれ違う。犬と飼い主は昨日渋沢の避難小屋に泊まった方のようだ。どうでしたか?と聞くと25年も通った以前の小屋から比べるとよかったということだった。使いかってはひとりの時にはあれで充分なのだろうが彼は何の不満もいわなかった。ただ「ありがとうございました」と頭を下げた。僕が頭を下げられるいわれは無いがよかったですねと答えた。犬はリードを引っ張ってがけ下のケモノが気になっているようだ。仁成館の飼い犬「チュウ(昼)」によく似た若い甲斐犬で如何にも狩猟犬らしい動き方だ。湯の猛さんがこんなことを云ったことがある。「バン(晩と書くちなみにメスの名前はアサ朝)と山にいるといつもこいつは周りを離れずに俺を守りながら付いてくる。甲斐犬というのは狩猟犬で熊でさえ近づけない。うれしいものだよ」そのバンも猛さんもいなくなってこの辺りはずいぶんと寂しくなったように感じる。そういえば今日、山であった犬と釣り人はどことなくバンと猛さんに似ていたように思う。きっと猛さんも今頃は何処かの山のなかをふたりして歩いているのだと思うと元気が出るようだった。


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