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2015/07/12(日)
昨日と本日
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二日に亘ってトイレの便槽の穴掘りと電気工事を続ける。 トイレは地下浸透式。つまり土中のバクテリヤと昆虫で汚物を処理してもらうという寸法です。古来からの汚物処理に習っています。使用頻度が少ないという条件で可能な方式です。何でも都会では衛生志向がすすんで川やうみがきれいになりすぎてカタクチイワシが栄養素を摂取できなくなって海の魚が減っているそうです。汚れすぎはいけないことですがきれい過ぎるのも自然の循環から見ると間違いのようです。 で、昨日と今日はソーラーパネルの仮設と室内のスイッチの設置をを一日かけて寺島技師が行ってくれ夕方までに室内におよそ40Wの明かりが灯りました。電気も自活して汚水も自然に任せて面白い実験であると僕は考えます。しかしそれらの計画はみんな寺島技師の発案で僕はのっかているばかりなのです。でもひとつづつすすんでいくのはうれしい。明かりにはうれしくなります。 今度は水の問題です。積雪の多いこの土地でいかに安全に水を確保し管理するかは大きな問題です。いま引いている25cmのパイプは径が太すぎエアーが噛む公算が多く13mmのパイプと交換して便器もロータンクのない直接接続するタイプ。ビルのトイレとおなじ方式にすることに決まりました。枡を高いところに設置して埋め込み冬場は水を切るようにします。冬に小屋を使う場合は雪を融かして使うようになります。もっとも3mの雪の中を来るのは大変でしょう。色々とやることが多すぎて混乱しますが昨日と本日のように技術者や手伝い、見学がいるとひとりでいるのとはちがうものです。 昨日は福一さんや小国の大久保さんが普請見舞いに来てくれてうれしい限りです。
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