来るなら来てみろ もっきりや
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2015年7月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新の絵日記ダイジェスト
2019/10/06 索道の手入れをした
2019/10/05 山が少し色づいた
2019/10/04 HP日記の改修に悩んでいる
2019/09/30 患者も湧く、カメムシも湧く
2019/09/29 昨日は商売繁多であった

直接移動: 201910 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 月 

2015/07/31(金) 8月を前に!
 渋沢方面に向かう方々も多いようで駐車スペースは満杯になっております。方々はすでに出発されておりましたが途中にあった倒木はきれいに片付けて来ました。帰り際にきっとその道をたどるとき「あれっ!」と驚くかもしれませんがこれは僕らの仕業であります。今夜はこの深い沢筋で風に吹かれて寒い一夜を過ごされているとお察しいたしますが、道中くれぐれも気をつけて、それぞれのベース基地までつつがなく、安着されんことをお祈り申し上げます。
 今日の山の気温は27度ほどもありましたでしょうか。暑い一日でしたがもう8月であります。少しすると9月の祭りでそれが済むとこの暑さが懐かしく感じられます。山での昼寝も日当たりを考えてするようになる白秋の頃になります。そうなると秋の日は釣瓶落とし。また一年年を取る、終いに近づくのです。
 皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

2015/07/30(木) 釣り人4人と犬一匹
 渋沢への水平道で2組4人の釣り人と一匹の犬とすれ違う。犬と飼い主は昨日渋沢の避難小屋に泊まった方のようだ。どうでしたか?と聞くと25年も通った以前の小屋から比べるとよかったということだった。使いかってはひとりの時にはあれで充分なのだろうが彼は何の不満もいわなかった。ただ「ありがとうございました」と頭を下げた。僕が頭を下げられるいわれは無いがよかったですねと答えた。犬はリードを引っ張ってがけ下のケモノが気になっているようだ。仁成館の飼い犬「チュウ(昼)」によく似た若い甲斐犬で如何にも狩猟犬らしい動き方だ。湯の猛さんがこんなことを云ったことがある。「バン(晩と書くちなみにメスの名前はアサ朝)と山にいるといつもこいつは周りを離れずに俺を守りながら付いてくる。甲斐犬というのは狩猟犬で熊でさえ近づけない。うれしいものだよ」そのバンも猛さんもいなくなってこの辺りはずいぶんと寂しくなったように感じる。そういえば今日、山であった犬と釣り人はどことなくバンと猛さんに似ていたように思う。きっと猛さんも今頃は何処かの山のなかをふたりして歩いているのだと思うと元気が出るようだった。

2015/07/29(水) アジサイの花
 この辺りの紫陽花は色をなくしてきたけれど奥山の紫陽花は日を浴びて元気がいい。あの青がいいと僕は思う。それでも紫陽花は丈夫な木で草刈で傷めたとしても簡単には絶えない。もっとも元気一杯のこの花を切ろうとはしないがでも少しは傷めるのだ。
 帰りにはたまご茸も出ていて炒めるとおいしいというのだが朱の色がどうも気に食わないけれど、明日実験で採って炒めてみようかなと思う。土曜日に冷蔵庫が来るまで何とか在庫を減らしたいけれど。
 まだ明るかったので今日も重機で側溝の土砂を上げた。きれいになると安心できる。

2015/07/28(火) 気になっていた作業をやる
 3時半に大きな音をたてて雨が来た。6時には上がったので仕事に出るも再びの雨で土かまいの作業は中止になる。福一さんに久しぶりに寄って話し込み、湯に寄ってお上さんと話し込んだ。
 帰って弁当を食べてちょっと横になったら2時を過ぎていた。このまま寝てやろうとも思ったのだが3時に草刈をはじめ、給水タンクの周りに土を入れて気になって出来なかった側溝の土砂上げを7時までかかってやっていた。
 「デンデラリュ〜バー、出てくるバッテン、デンデラリュ〜バー出てコンケン。コン来られんケン」と唄いながらの作業だった。気持ちが落ち着いてきたのだ。「来られらレンケン、来〜ン来ン」

2015/07/26(日) 玄人と素人
 大工さんの仕事がほぼ終わりました。けれども便所と水の給排水が残ります。これがなかなか頭を使うのです。僕の現在の状況ではとてもひとりではできない。長野の頼れる技師さんだって便器の取り付けは初めてだというのですが、説明書を見ながらグングンと作業を進めます。持ち込んだ機材、材料、部品は過たず何でも揃う魔法の軽トラを僕はただながめているだけなのです。本当に助かりました。佐藤君も来てくれ今日の給水桶の設置、ソラーパネルの本設置に奮闘を頂きました。冷蔵庫は壊れてしまいましたがそんなのはこの間の苦労から比べればたいしたことではありません。何といっても大きく進んだのですから。
 昨夜の調理技師さんでもある長野の寺さんは話が陸中花輪駅の尾去沢にかかると尾去沢小学校の校歌を歌いながら「これは白秋の作詞なのです」と歌を聞かせながらこう話します。「青春の後は朱夏(しゅか)、白秋(はくしゅう)、玄冬(げんとう)という」季節の色は春が青、夏が赤、秋が白で冬は黒ということになるらしい。博学だね〜技師さんにしておくのは惜しいけれどくだらないこともおっしゃる。しかし玄人だな〜。

2015/07/24(金) あと、いち段
 昨夜から朝にかけて強い雨に見舞われた。大工さんは6時40分にきゅうりの漬物を持って現れる。もっきりや道は大丈夫のようだ。明日で大まかの作業を終えると話した。
 田沢の整形外科で膝の水を抜いて薬を入れてもらう。材料の不足分を買いに十日町に出て伸びきった禿頭を刈ってもらった。
 チェーンソの目立てやらゆりの花の送り出しの依頼やら時間を無駄にしないで帰り着くのはなかなか大変である。お腹が空いたとしても落ち着いてなどいられない。ガツガツ食べる。
 大工さんはストーブ周りのレンガ積みをしてくれていて目地を塗っていた。「なかなかきれいにいかない」と言うのだが充分だと思う。あんまりきれいに仕上げなくてもいいのだ。部屋ではなく、小屋でいいと僕は思う。そのほうが味があるというものだと思う。これから何年かかけて内壁や床を汚していくのだ。

2015/07/22(水) 助かった!
 森の中の仕事で助かった。気温は日なかで35度近くあるのだが木陰に入れば左程の暑さではない。風はないけれど今日は助かった。
 帰ってみると幼虫はどこかへ隠れて蛹になったと思う。終わったのだ。助かった。
 大工さんも今日はめずらしく休みになってちょっと気を抜けた。この分では間違いなく7月内には出来る。助かった。
 膝にどうもまた水が溜まったようでこれは金曜日にでもお医者に行けば大丈夫だ。
 ようやく少しづつもとのリズムに戻れる。助かった。追いかけられる感じから逃げ切ったのだろうか!

2015/07/21(火) 小屋に座れば、こんな景色
 今日頼んでいた便器も来た。トイレのドアも付いて先日話し合ったエビちゃんや東女史の意見もいれて流しとトイレの間仕切りは無くした。
 最後のチョウの幼虫はもう直ぐ蛹になる。今年のチョウの養育も終わる。その次はもっきりや道のコンクリート打ちだけになる。今年も能登の御陣場太鼓は見に行けないけれど来年にする。こんな忙しい夏は今年で終わりだ。来年は「もっきりや手ぬぐい」作りや草刈しかしないようにする。
 ところで何年か前にドキュメンタリー映画「風の波紋」が完成したということでこの27日に十日町で上映会があると言う。何だか分からないうちに高波さんの尺八に合わせて即興詩を始めた僕が出ているという。まっここで生きていたよ!という証だから何時か見てくれてもいいかな。何でも来春に渋谷でも上映すると言う。僕は照れるけれど単なるおじさんです。

2015/07/20(月) 本当に小さい小屋だが、これでいい!
 大工さんは7時前にはここで作業に入ってくれている。お客さんが見学に行くと丁寧に対応してくれて喜んで帰ってくる。
 僕は見ているだけなので草刈にまわる。時どき機械を止めると遠くから金槌の音が聞こえてくる。「あぁ〜今日は順調に進んでいる」とひとり語ちる。今日はトイレの床張りとシンクの造作がほぼ終わったようだ。僕の草刈ももっきりやの周りの草を終えて一安心といったところだ。
 望遠すると小さい小屋だけれど何か隠れ家のようにも見えるのだ。この小屋が大雪の時も小雪の時も持ちこたえて本当の隠れ家になったときに都会の人たちにも伝えてあげたい。「こどもの時からの隠れ家だぞ!」と。

2015/07/16(木) 病院通過安堵
 夕方、いま空を見ると東には夕焼けがうっすらと見える。
 病院で鏡を見るとあれっやせたなと感じた。去年の関谷猛さんがチラッと横切った。
 いつ入院となってもいいように準備をして診察を受ける。医師は若いインターンの人だったが横に熟練の看護師が監視役のように座っていた。問診、触診、血液検査の後 僕の心配は杞憂に終わった。それならばと56kに減った体重を維持していこうと感じた。
 ソーラーパネルの柱となる単管、ストーブ周りの耐火煉瓦、排水の枡、上水の桶なんかを買い込んで帰って来た。土曜日にストーブまわりのレンガを積んだりすることになる。

7月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.