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2015/06/03(水) トイレについて考える
 小屋を建てたときにトイレをどうするか考えている。電気を使わないのであるから井戸側で汚水を受けて浸透式にするしかないのだけれどもうひとつ良い方法はないかと考えている。
 長野のT氏は面白いことなら何でも来いという発想の持ち主でエジソンのようなものだけれどそこは役不足、僕はエッチソン氏と考えている。そのエッチソン氏は電話口の向こうで『山に放置されているフンは臭わないでしょう』と話す。そういう例えなら僕にも分かる。都会ではない山林で便槽にしがみついてトイレに付いて考えてみても新しい方法は出てこない。
 山を歩きながら猿のフンやケモノのフンを見つけると臭いをかいでみるのだがそれらは何の臭いもしない。大地のバクテリヤがそれらを分解し、空気が臭いを飛ばしてくれる。
 チベットのラサで西洋の婦人と互い違いに塔のような高みのトイレを使ったことがあった。便は下に落下するのだが乾燥地帯のせいか臭いも感じなかった。昭和30年代の東京の住宅のトイレは肥溜め式でコンクリート枡の中へ直で落下するのだが撥ね返りに気を使ったしアンモニアの臭いに涙したし、夏は蛆虫に驚いた。ところがその頃の中野の近くにも畑があって肥溜めもあった。僕はそれに落ちた記憶もある。それは臭わなかったと記憶している。ただ津軽を歩いていた時糞尿を畑に撒き散らしたばかりの臭いはたいしたものだった。それも2日もすれば何事もないようになる。
 冬のこともあるのだけれど使用頻度の少ないトイレは土中に糞尿を流しても衛生的にひどいことにはならないと考えた。これで駄目なら弁槽を埋めてもいいのだしひとつ古いようで新しいこの便の処理は一考に価すると思う。


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