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2015/03/21(土)
今夜は思い出旅行だ
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金沢で学生時代を過ごしたお客さんというよりも友人と今、昔の旅の話を楽しんでいた。僕らの時代には新幹線もなかったから青函連絡船だとか急行「白山」とか信越本線とか北陸本線の話を楽しんだ。コンピューターもない時代だったけれど国鉄の職員はサービスはしなかったけれどよく鉄道のことは知っていた。そろばん勘定は下手だった国鉄はなくなってしまったけれど、勝手に遊べと鷹揚に許してくれた時代の旅が出来たことが僕らの財産である。お金を払いたくないというわけではないけれど旅は貧乏旅が身に付くと思っている僕にしては鈍行列車に揺られて青森や秋田へと走った夜の駅舎で駅長がかざす挙手の礼に守られた旅は絶品だった。 当時上野からは常磐線経由で1本、東北本線経由で一本、奥羽本線経由で1本、羽越線経由もあったかもしれないが3本から4本の夜行鈍行列車が青森を目指していた。夜汽車の汽笛がその当時の人たちに与えた希望や夢が今のこの国を作ってきたのだとさえ僕は思うのだ。 さっー1杯飲んで思い出旅行に行こう!
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