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2015/02/06(金)
一泊二食三千円をブームにするか
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昨日の月は望月だか、十六夜だか分からないけれどもしばし見とれてしまった。 晴れ間は昨日一日でまた雪の降る寒い日に戻ってしまった。終日−3〜2℃で風も吹いていやな感じになっている。 古いお客さんからこの春、明石で摘んだひじきを送ってくれると電話があった。この雪の中で春を食べることが出来そうで感謝して電話を切った。 そのなかでお客さんの話は広島千代田町に当もっきりやと同じ1泊2食3000円の宿があると云う。千代田温泉旅館と云うらしい。ここと比べることはないが温泉に入れて3000円はもっきりやの上を行っている。宿屋業の大先輩なのだろう。「よくこんな田舎に、何もないところに来てくださいました。またお越しください」と迎えられ送られたという。宿の姿勢が伺えて感心した。いや反省さえした。「よく来たね、こんなところへ」という僕の姿勢は間違っているのじゃないだろうかと… 世の中はお金で済むことばかりになっているけれども、そんななかでの接客や応対に人は飽きているのではないだろうか。朴訥な応対やぶっきら棒の接客が人の気持ちを和ませるのだと感じた。これで3000円の宿の値上げは見送りになった。
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