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2015/12/01(火)
発見「山頂渉猟」
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霧雨である。気温は2℃。1000mの上は霧氷となって時折霧のなかから顔を出す。 先日通販で求めた「山頂渉猟」南川金一著が送られてきた。前書きを読むと文章の確かさと姿勢に感心した。さらに「続山頂渉猟」も近頃出たと言う。この冬の楽しみが増えたように感じることもあるが山に暮らす自分の方向性の無さに、貫く目的の無さに愕然とする。かと言っても今更どうしようもないがこの本を読みながら勉強をしてみようと思っている。 この「山頂渉猟」は2003年白山書房から出た本で僕は知らなかったのだが先日帰って行った友人はこの本を持っていて読んでいた。2000m以上の642座のすべてを登った記録の一部であるという。人は登山道と名山に目を向けるけれども彼は2万5千分んの1の国土地理院を飽きずに眺めてほとんど単独行で登ったという。日本にもまだこのような鉄人がいたのかとうれしくなった。
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