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2015/10/06(火)
お店はかたちを変えて続く
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商売を立ち上げてこれを続けることはなかなか大変なことで10年20年と続いてもある時期に進路を変えなければならないこともある。僕のもっきりやも13年続けて潮時を見極めてここに進路を変えたのだがそれはそれで正しい選択だったと思うし、思わざるを得ない。京都あたりで400年続く料亭もあるけれどそれは厳しい人の使い方もあったはずで時代の流れを見極めてやってこれた奇異な事例だと思う。だから京都に行ってみた時ぐらいそんなところで一杯飲んでみたいものだけれど僕の経済はそれを許さない。 川越の吉野さんがシフォンケーキを持って来てくれた。お店を続けていたかの作品だと言う。ケーキなんぞを食べる柄ではないけれどこのケーキは作った方の店や商品に対する気持ちが夢と続いて出来上がったような品物で柔らかく口の中でとけるようなおいしさだった。これを作った方の心の中でずーっと続いているお店のショーケースに並べられた気概が感じられた。おいしいケーキだった。 山の紅葉は少しづつ広がって今年の紅葉は早いと感じさせた。
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