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最新の絵日記ダイジェスト
2019/10/06 索道の手入れをした
2019/10/05 山が少し色づいた
2019/10/04 HP日記の改修に悩んでいる
2019/09/30 患者も湧く、カメムシも湧く
2019/09/29 昨日は商売繁多であった

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2014/09/30(火) 命の水を考えた
 天気が5日もつづいて飲用水の水量が減ってきた。おととし作った予備の水場を確認に行くと草が覆ってタンク内に流れ込んでいた。これではいけない。もうひとつ背の低い井戸側を買ってきてつなぎ目にモルタルを打って嵩を上げなければならない。周囲の土砂の流入を防いで周囲の土砂をすくって砂利を入れてみたらいいだろう。
 ここに来てから飲料水の確保は大変だった。今はいろんな状況に対応できることと水量と季節の関係も分かってきたからさほどおどろきはしないが、飲料水の確保はこれからの時期はことに冬季の水量の維持には気を使う。予備の水場を再度確立させればこれからの水不足に対する準備は出来上がる。さて10月の天気のよい時にでもやってやろう。ひとりで出来る。
 午後だったが事務所の近くに巣くうタヌキが出てきた。親はそれなりに用心をしているのだが子ダヌキは投げてやったぶどうの甘さに狂い、りんごなどには目もくれない。それではとチョコレートを投げると、それはうまかったのだろう付いてきて部屋に入ろうとする。入ればタヌキ汁と脅かそうとするのだがそこは来ない。ならばと砂糖、あめ玉とうまいものばかり投げてやる。タヌキの世界では歯医者はいないはずだから…
 それにしても自然界もすっかりおかしくなったようだ。

2014/09/29(月) 山はけっこう怖いところだ
 谷川岳を楽しんだ友人と話した。この週末はたくさんの登山者が山に入っていたという。ケーブルカーやリフトがある山には女性の登山者が多く入っているという。御岳山もスキー場があってリフトがあるからだろうが人がたくさんひどい目にあってしまったようだ。
 ここの苗場山も鳥甲も休火山でこのところの地殻の変動の影響があるかもしれない。きっとないけれど絶対はないのだから。それでも鳥甲山の登山客は数えるばかりだからなにかあったら助けてもらえるまではそうとう時間がかかる。どんな山でもおなじで感覚を澄まして山に入ってもらわなくてはいけない。草津白根山がいちばんやんちゃだけれど。

2014/09/28(日) いちばんいやな仕事を終えた
 どんなに仲良くなってもこの便槽のくみ出しはひとりでやることになる。汚れるのはひとりでたくさんだ。昔、栃木の八丁の湯でくみ取りをしたことがある。ひしゃくでの作業で終わると衣服を脱いで土の中に埋め込んだ記憶がある。
 きょうのくみ出しも大変で好気性の菌を入れて空気を送り込んでいたのだがタンク内の糞尿が多くなると空気のあぶくで盛り上がり便槽内を汚してしまう。これがいやなのだ。もっとも血液から比べれば糞尿なんかは汚いだけで危なくはない。そう意地でも思い込んで狭いところにもぐりこんでどうにかなし終えた。嫌な作業だがバキュームが入ってこないのだからしょうがない。くみ出した汚物は30mはなれたところに穴を掘って入れるのだがそこから川までは40mで今度は土壌のバクテリアがきれいにしてくれるはずだ。そう信じているが科学的な頭はない。原発のようなものだ。
 もう何もする気がしなくなって風呂に入って汚れを落とし、旧大家の信一さんのところに言ってDVDをセットして「真空地帯」を見てきた。93になる旧伍長の信一さんは見ながら内地の初年兵の苦しさを「こんなものだった」という。

2014/09/27(土) ひとりになって作業を始める
 北塩原からの客が帰ってなんとなくひとりか!と感じた。そのまま動けなくなってはいけないので もらったにんにくを植えて薪を家に仕舞いこんだ。半分だがこうなれば残りは10月の末でも構わないだろう。玄関脇の薪小屋には去年の薪と今年のハンの木をびっしり入れた。家の中にいると寒く感じるので外で作業をしたがずっと暖かい。バイクが下りてきてここは何かと聞かれた。宿ですというとそうですかと帰っていった。
 あしたは弁槽をくみ出し、玄関前の斜面に階段を作ろう。畑の草も刈ってしまおう。雑木を切って桜の雪囲いの準備もする。いっぺんには出来ないかもしれないが少しづつでもはじめる。
 11月になってひまが出来たら会津若松にでもいってみよう。東京もいいが地方の町もいいはずだ。

2014/09/26(金) 山の彩り
 北塩原村というと喜多方市の東に存する地区だが、そこからここのお客さんのY氏がはるばる来てくれた。鷹ノ巣の旧ふらんどるに寄っての長旅だった。飼い猫の「レオン」はすっかりご機嫌を壊して近寄るとフーフーの挨拶しかしなかった。でも同じ視点で見ているとかわいいものだ。タミコはいなくなったが何か動くものは野良のタヌキやネズミよりずっといいとおもった。因みに彼のところは宿ではないが頼べば泊めてくれる。ここと同じお礼でいいでしょう。用事がある人は僕まで
 山を動いていると色の変わったいい樹木を見る。色がついて季節の移ろいを思わせてくれる。

2014/09/25(木) 朝の仕事こそ防災訓練なのだ
 ちょっと紹介しよう。船橋洋一著「カウントダウン・メルトダウン」を読んでいる。そのなかの文章だが福島第一事故の時まったく機能しなかった政府の組織に投入された安井正也資源エネルギー庁職員の言葉である。
 「設計図面通りに作る点では日本は世界一だろう。しかし、システムデザインを変えていく技術を持たないと、世界のトップランナーにはなれない」<日本には技術政策全体のバランスや優先順位を見て、的確な判断と方向を示すチーフ・エンジニアがいない>
 これだけでは分からないだろうが、図書館で読んでもらいたいと思う。
 毎日6時に起きて忙しい一日の準備をするのだが1時間でそのすべてを終えなければならない。毎日同じことだがその間に洗濯をしたり、掃除をしたり、洗濯物をたたんで仕舞ったりとてんてこ舞いだ。365日欠かさずパニックにならずに朝を終えるのは人生での大切な訓練でもあると感じている。僕はたったひとりだからそんなに大仰なことではないが、家庭での母親の朝の仕事をおもうと毎日が災害訓練をしているようなものでそれは大変だとおもう。子供の頃の友人の母親は5人の子供の世話をして家業の工務店にいる若い衆たちの食事をも作っていた。立派なキャリアウーマンだとおもっていた。こういったことを淡々とこなせる女性というものは、何か重大なことが起こったときにバランスや優先順位をみて的確な判断と方向を示せるのだろう。毎日の時間に追われて家族を送り出して家庭を管理する仕事は福島第一のオフサイトセンターに似たことをしているのだと…
 毎日が訓練なのだと感じることがあった。

2014/09/24(水) 茗荷三昧
 残業をして作った茗荷の甘酢漬けは色よく出来た。レシピを教えてあげます。茗荷は洗ってゴミを取り、水を切る。沸騰させたお湯にいれ煮立ったら1分ほどで取り出して甘酢で漬け洗いを1時間。甘酢はお酢と砂糖を入れて作って置く。味はお好み。その間にもう一度甘酢を作る。これは煮立て冷やし梅酢を入れておく。1時間甘酢で漬け洗いした茗荷をこの甘酢に漬ける。茗荷は茹でてお酢だけで洗ってもいいとも聞く。梅酢が茗荷に色をつけるようだ。去年は甘酢での漬け洗いが短く梅酢もなかったせいかまったく失敗だった。友人からの話だと樽のようなものではだめで空気に触れさせないで冷蔵庫に入れておけば長く持つという。仕事仲間のお母さんは1年前の甘酢をこの頃食べ始めたという。きっと忘れて今年の茗荷をつけることで思い出したのだろう。1年も持つのだからきっと上手なのだろう。僕は忘れないで食べる。友人はこうも言う。軽く干して水分を飛ばし切れ目を入れて味噌漬け、2ヶ月ほどしたら細かく刻んでお茶漬けなどにいいと。これよさそう!やはりご婦人というものは食べさせることに苦労しているからよく知っている。えらいものだ。
 川西街道の紅葉ポイントの色づきが始まったのだ。寒いわけだ!

2014/09/23(火) 茗荷の収穫
 茗荷を収穫する。今年はいいあんばいの頃に摘み取ることが出来た。今年亡くなった従兄弟と一緒に採ったこともあったと思い出した。それを洗って西荻へ送る。茗荷畑を拡張した年上のお嬢さんにも送ってやった。これからその茗荷を甘酢漬けにするのだがちょっと疲れ気味だ。
 津南に下って宅急便に荷を託しながら見る今年の水田はいい色に燃えている。

2014/09/22(月) 茗荷ができて今年の冬は早いと思う
 この頃になるとトイレの便座の冷たさが気になるようになる。あれが嫌いだ。座る時のヒヤッとした感じがこれからどんどん強くなる。今年はちょっと早いとこんなところにも近づく寒い時期をかんじる。
 そんなことを思いながら外を見るとやはり山は少しづつ感じが違って見える。今年の秋は早くもう冬の準備だ。
 茗荷が出てあしたは茗荷を採ってどこかに送ってみようと考えている。知り合いに送ってみても量が多いと始末に困る。では西荻の戎にでも送ろうか。

2014/09/19(金) 山のキノコの時期になる
 この時期になると山にはたくさんの人が歩き回りキノコを探しに来る。舞茸からヒラタケ、ナラタケ、ブナハリやナメコを探し回る。舞茸は大変だがほかのキノコは僕でも見つけられる。今日はナラタケを見つけた。場所によって呼び名はモトハシやアマンダレと呼ばれるが味がいいキノコだ。スーパーでは売られてはいない。だからあしたはナラタケの味噌汁でも作ろう。
 ところでおととい買ってきたブーレイデイスクレコーダーだが接続がやたら面倒のようだ。これからがんばるのだがはたして完成するだろうか、気になる。
 あしたは福一さんの薪割りを手伝う。

9月絵日記の続き


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