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2014/06/06(金)
山の香り
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水はとても大切でまず水場へ上がってみる。パイプは脱落してはいない。バックに水が来ていない。干上がったのかとさらに上のタンクにあがる。水は確かに減っている。激減しているといったことか。その上のタンクを見るとなんと大きなゴミが吸い口をふさいでいた。助かった。これを除去して降りてきた。元気に水は池に流れ込んでいる。 きのうが激しい風で山が荒れた。そこで山に向かった。コケを探しにいったのだ。うまくすれば鳥の巣だって飛ばされていると考えた。コケも鳥の巣も見つけられなかったけれど山に甘じょっぱい香りが漂っている。これは秋に桂の落ち葉の香りだ。きのうの風で桂の木がいじめられ葉っぱがこすられて香りだしたのだろう。なんと言うかカラメルのような香りだ。この辺りでは昔この桂の葉を摘んで揉んで線香を作った。この辺りの人は何でも自分で作り出してしまう。もちろん今の人間はそんなめんどくさいことはしないが、僕がひとつ桂の葉の線香なるものを作ってみようか。 山は空木の花の時期になった。僕は嫌いだから写真は撮らない。足元に咲く二輪草を撮ってみた。
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