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2014/06/17(火)
チョウだって個性が違うのだ
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チョウの幼虫なんてものは可笑しな動き方をするものだ。 5月15日頃に見た卵は15日かけて幼虫になった。卵からほとんど同時に孵り集団で動いて食草の裏で固まっている。その後7日ほどで1回目の脱皮をすると少しずつ集団がばらけて気に入ったもの同士で2つとか3つになって葉っぱに裏側にくっついている。小さい幼虫はちょっとした振動で落ちてしまったりするけれど鉛筆の芯ぐらいの大きさになるとだいぶ大人びてくるようだ。筆の先で突っつくと身体をそり返して角を出して威嚇しているのだろう。早い固体は2度目の脱皮も終えたようで風格も出てきた。なにせ数が多いのでこれからが大変で彼らの糞も大きくなって食べる量も増えてくる。今いる幼虫がもう少し大きくなった頃に半分ほど自然界に返す。残りの50ほどの幼虫をがんばって蛹にして春を待てば来年はこれからの循環の元になる数のチョウを見られるのではないか。さすればここのチョウを自然に任せられる。そうならなくては僕の体が持たない。 ヘリコプターが荷物をぶら下げて渋沢に通うのを見た。何回も。
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