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2014/05/02(金)
腹が減ると、サルも家に入る
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掃除なんかで昼までは忙しくしていた。昼になって蝶を食草の出ているところまで持っていって放す。なんとも気持ちよさそうにその開かれた場所でじゃれて飛んでいた。8羽の蝶を放すのだがはじめにとんだ蝶が帰ってきて残った蝶に早く来いよ、気持ちいいぜとばかりに仲間を急かす。陽だまりに佇んでその姿を見ているとよかった、よかったと胸をなでおろした。 再度戻って今度は看板なのだが、取りあえずのところに立ててきた。看板をもって索道には乗りにくい。 で、切明に向かって走っていると先にゆっくりと大きなサルが歩いていた。止めて見ていると一向に逃げる様子は無い。左手が怪我をしていてどうも彼が指名手配のサルだと確信した。そこで僕はこの間の被害について彼に説諭してみた。彼はちゃんと聞いている。聞きながら糞をひねっているところが畜生だが、通訳はいないのだからしょうがない。ゆっくり話しかけていると、彼は飽きたのか道を横切って歩いていく。その先にはひとつの群れが見えた。歩き方がどうも気になる。足を引きずるように群れに向かって歩いていくのだけれどそれは僕に見せ付けるような歩き方だった。怪我をして食べられず、群れに追いつけず、腹を減らして人家に入り追い回される。どうもいけない。家に入らないようにするためにサルのコンビニでも作るかと考えてしまった。思うに自分と同じじゃ〜ないかと… サルと蝶と桜の写真は掲示板です。
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