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2014/05/19(月)
つつじの春になったのだ!
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湯の遅桜もほとんど散ってしまった。4月2日の魚島の桜から始まった今年の桜もこれで終了です。この辺りでは1000mを超えると桜はありません。ですから奥志賀林道辺りの桜が終わってしまった今は目をつぶって思い浮かべることです。元気だったらまた来年ということです。 後何回の桜かなと考えるのですが、先日友人に問われたのはあなたが今日死んだらここはどうなるのかを考えなくてはいけないと。これには困りました。まだ死ぬつもりは無いのですね。でも形而上的にはいつも僕がいなくなることを感傷的に考えるのですが、それは現実的な「死」をちっとも考えていないということです。でも明日死んでもいい年だよと問われるとドキドキしちゃうのだな〜。しょがないからそんなに簡単には死ねないのだ。七転八倒しながら唸りながら何ヶ月も苦しんでからあっちに行くのだ!と答えるしかないやね。と一緒に笑ったのだが心に刺さった棘のようなものなんだなこれが。でもそんなことは忘れてしまわなければ生きられないのも事実だよ。 でここのチョウのことだが卵を見つけ出してみると相当量の数を見ることが出来た。僕たちは採集家に採られ尽くすチョウの数を増やし自然のなかでの本来あるべき姿に戻すための手助けをしているだけだ。だから本来は食草を増やして彼らの環境を助けることが出来ればいい。そんなことで本来の姿に戻りつつあると感じている。サポート用に僕が育てる幼虫は60ほどにしてあとは食草のなかに置くことにした。これで良い。まただが僕がいなくなってもちゃんと育って増えていってくれなくては困るのだから。
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