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2014/04/29(火)
私の範疇
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きょうは昭和の日で、いつからこう呼ばれたのか判然としない。以前は天皇誕生日で平成になってからはみどりの日となった。みどりの日は五月四日に移ってGWの連休が増えた。それはいいけれども昭和の日が出来たら大正の日や明治の日(これは建国記念日か)もここに持ってきてずう〜っと休みにしてしまえばいいのにとちょっと思った。あんまり昭和、昭和とこだわるのも対外的にいかがかとも思う。昭和はそこを生きた庶民だけが知る世界なのだ。 きのうのニュースを見ていた。2060年になると国の債務は8600兆円になるという。すると一人当たり9000万円の勘定になるという。(本当なのかと頭をひねるが?)消費税は債務に当てるといっていたような気もするがどうなったのだろう。消費税は20%から40%まで上がっていくのだろうか。スエーデンのようになるならまだしも取るだけ取るようなことになっていくのだろうか。 そうなると支援を当たり前と考える人間が増えていく訳で、高価な薬を山のように持ち帰って、酒を毎日飲んでいるといったことや、支援を受ける親の横で何にもしないでお茶を飲んでいる娘もふえるのだろう。介護保険があるからそうなるのだろうが昭和の僕らの親たちは、世界恐慌や戦争、敗戦の食糧難を泣き笑いしながら、工夫しながら耐えてきたはずだ。江戸の時代から庶民は政府にいじめられながらも昭和までは批判もし、努力もして生きてきた。そんな昭和までの日本がたかだか26年の平成にグチャグチャにされてしまうのかと感じた。そのうち師走の23日が平成の日と変わるころにはこの国の国民はちょん髷や丸髷に姿を変えて笑いながら観光立国の庶民となって近世を演じていられるのだろうか。 僕のいるところはほとんど国は支援をしてくれないからといって僻んでいるのではない。
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