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最新の絵日記ダイジェスト
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2014/02/16(日) ちょと格好いい
未明から南の風。とにかく強く、昼まで外には出られず。雪質は重く玄関前を片付けるのだがカンジキを履いても腰まで潜る。風は昼に止むが雪降り止まず。
秋山はひっそりと雪の底で息づいている。
なかなかドラマチックな一日である。

2014/02/15(土) 本気になった
気温−5度 大雪
今までがウソのように降る雪に来たかと驚いている。雪崩がそこここで起き、テレビパソコンのケーブルが破線。ここはアンテナがあるのでBSだけだが見ている。ケーブルは雪のなかなので復活に時間がかかる模様。国道は雪崩が多数発生。16時現在は通れるようになったという。屋敷地区は雪崩の危険あり。避難を始めたという。PCが使えないため臨時のシステムにて発信してます。
暇になったので映画「存在の耐えられない軽さ」を見た。プラハの春の頃の若者の存在。ちょと陰毛も映りますが、時代と暮らしと美。こりや観なさい。
私は老人だし経験もあるし、男だから大丈夫です。そこのところご安心下さい。

2014/02/14(金) ひとりだってチョコレートはうまい
 8時 気温−6度 雪降り
 どこも大雪で大変なことになっているようです。ことに甲府は37cm。これは大変だ。気をつけなければケガのもとです。
 鏡にひどい顔のじいさんが映って消えた。情けない姿だと怒りすら覚えた。そんなことがあったせいなのだろうが きょうは向田邦子の「あ・うん」を読んでいて涙が止まらなかった。僕には門倉や仙吉、たみのような友達はいなかったけれど この本に出会った若い頃からこんな風に人と付き合いたいと思っていた。この脚本を演出した深町幸男のテレビドラマを見て感動していた。いまこの番組のDVDを探して是非ここのライブラリーに加えなくてはいけないと考えている。
 僕を育てた父母の時代が分ったように思ったものだ。それに、この古めかしいTVを見ている僕は無為徒食でいられた幸せの時代に浸っていられるのだ。
 きょうは14日で同年代の人から送られたチョコレートをあの頃の姿を思い出しながらひとつ食べてみよう。「あ・うん」のたみではないけれど無理繰り思うのは勝手だから…

2014/02/13(木) 一番厳しい頃になった
 9時 気温−6度 雪
 昨日の夜、居間の天井裏にガタガタと小動物がうるさかった。そのうちに静かに天井裏は落ち着いたが、イタチかテンでも潜り込んだのだろう。この小動物はグラスの大きさの穴でもあれば、頭が入り込めばそこから次々に進入してくる。きっと天井裏に這い上がってあまりの暖かさで嬉しくて踊りだしたのだろう。やがて落ち着いて静かになったが、これだってひとつの施しだ。驚いたり嫌がったり恐れたりすることではない。
 今朝は久しぶりにアオゲラが来て建屋を突きまわしていた。これはチョッと困ったことで外壁に穴を開けて侵入することもある。何時だったか出稼ぎから帰って見ると部屋の中に入ったアオゲラが出られなくなって壁や天井を突きまわして死んでいたことがあった。
 この時期は「十二講荒れ」といって吹雪く。2月12日は十二講と言われている。「四十八荒れ」も寒が明けてから48日は吹雪で荒れるといわれている。治療で中野の病院に向う福一さんは留守の間、ことに2月内は家を離れるなと留守を預かる奥さんに伝えていた。つまりなかなか厳しい時期に入ったということだ。でもこれを耐えれば春風を想い描けるということだ。まだ気が抜けないけれど。

2014/02/12(水) 雪のなかで生きる
 朝6時 気温−9度 曇り
 仕事があるというので是非と参加させていただいた。去年は雪が多かったせいか1.2.3月で15日ほどの仕事が出来たが、今年は半分も行かない。老いた身体にはいいのだが預金通帳にはチョッと寂しげな風が吹くようになる。
 仕事に向う車から道の上の斜面を上がろうともがくカモシカを見た。奴さんなかなか上がれず雪の斜面を蹴りながらだんだん沈んでいった。彼にとっては必死で近づく車から逃れようと悲劇的なのだろうが見ている僕には喜劇に見えた。
 切明付近はここより少しは雪も多いのだろうが例年と比べると半分もない。
 先日家の前の木にコゲラと思われる鳥が木の幹を這い上がっていた。口笛で鳴き声に答えると「ギイーッ、ギイーッツ」と威嚇した。雪のなかで暮らす鳥もケモノもみんな僕の友だちだと感じた。

2014/02/11(火) 温度計では測れない寒さがある
 8時 気温−6度 晴れ
 温度計では測れない寒さがある。今日はそんな日だ!外気温は−6度だけれど、外は晴れているけれど、ストーブに薪を投げるけれど足も腕も冷たいと感じた。
 昼になってまだ寒いと感じるので部屋の片付けと洗濯物を仕舞いこんで川を渡る。お風呂だ。こんな時は温泉が助けてくれる。
それから雪の片付けをして温まったから申告の記入をした。チョコチョコと小さい仕事を片付ける。玄関脇の薪も積み上げた。
 今日は熱燗をつけて二日ぶりに一杯飲んでもいいだろう。まっ一合で我慢しよう。
 お湯のご主人はカモシカの鳴き声を「フュッ、フュッ」と表現した。これは僕も聞いたことがある。威嚇するときに発する鳴き声だと以前聞いたことがある。この頃中津川右岸のカモシカを見ないという。左岸のここには足跡を見ることが出来るが、対岸の個体は何か事故でもあったのかもしれないと話した。

2014/02/10(月) 晴れてる間に
 9時 気温−3度 晴れのち雪
 オリンピックはニュースで見れば十分だ。だから洗濯をして久しぶりに外に干した。日が当らないと洗濯物は凍り始める。運動方々、昼から雪片付けをつづける。
 福一さんに聞いてみたのだがカモシカは鳴くという。どんな声で鳴くのかというと「メイ、メイ」と小さいカモシカは鳴くという。ヤギのようだとも奥さんは云う。大きいカモシカは「ブオッツ、ブオッツ」と鳴くという。これはメスではないかと福一さんは話すが僕はその鳴き声を聞いたことがない。
 雪が大降りで深々と積もった朝にカモシカが腹まで雪に埋もれながら歩いているのを見たことがある。なんとも悲しげで辛そうだったけれども彼らはそんなことで居なくなることはない。そんな野生の生きものに野菜くずやみかんの皮などを置いてみるのだが彼らは食べない。いちどリンゴを置いておいたがそれは無くなっていた。ここにはカモシカの足跡や小さな小動物の足跡も見かける。きょうも雪を片付けていると外壁に小さな雪の穴を見つけた。「それはイタチだろう」と福一さんは云う。「大降りのときはイタチは床下で大騒ぎをする」と奥さんは笑っていた。

2014/02/09(日) 迷惑をかけてしまった
 7時 気温−6度 雪
 昨日はにぎやかに屋根の上でパーテイ雪下ろしだった。登山の会の面々が雪下ろしを助けてくれた。6人ほどの人たちと屋根に上れば怖いということはない。1時間ほどできれいに雪を下ろした。感謝!
 今日は東京も大雪ということで、なれない人には大変だっただろうと思っています。雪を構う道具もないのだろうし腰を痛めないようにしなくてはいけません。雪はそのうちに消えます。
 お客さんのここからの脱出が大変で1台は仁成館からの上りの道をバック運転で越えていったし、東京に向う車は通行止めの高速を下って磐越道経由の東北道に出てしか帰れないということでした。こんな時は下道はピクリとも動かないし、開通を待っているのも苦痛です。それでも高速を選ぶ方が賢明だということです。
 今日の雪は湿った重い雪で見上げる屋根には20cmほどの雪が積もっています。やはりまだ2月です。

2014/02/07(金) 秋山街道
 8時 気温−7度 雪舞う 昼より晴れる
 昨日のようにグズグズとはしていられない。明日のために買い物に出る。
 雪質は寒さのせいで軽く、難なく対岸に渡れる。気温ひとつで地獄にもなるがそんなに大げさに話してはいけない。ただ気温が上がって雨でも降るとチョッと面倒にはなるけれど。
 大秋山までは2台のロータリー除雪車が動いていて除雪に暇がないがそれでも道には雪が積もっている。そのうちに空が晴れて青空も出て来て、きれいな樹氷に目が行った。
 そう云えば先日帰って来たときのことだが、津南の「ポパイ」という食堂で同年齢の夫婦が雪道を走りたいのだが何処に行けばいいのかと店の方に聞いていたことがあった。その時はしばらく暖かく山に向う道には雪はないだろうということだったが、雪道を走るのなら予報で寒気が下りて来て雪マークが続く頃にここ405号を走るしかない。それでも除雪は必死で行っているから雪道ドライブが思うように走れるとは思わないが、この405号の大赤沢から切明の間にはちゃんと雪道が残っている。何回かこの間を走ってブレーキの感覚やハンドルの切り方を体験すればあなたも雪道ドライバーの仲間入りが出来る。1・2回スリップして怖い体験を乗り越えればの話だが。

2014/02/06(木) 何にもしない日だ!
 8時 気温−8度 雪
 ストーブに薪を投げ込んでその前に座り込んで何にもしない。本も読まない。音がないと寂しいからテレビだけは点けている。出てくる映像に目を向けている。宮本武蔵が一乗寺下がり松で47人を相手に斬りあいをしていた。でも眺めているだけで見ているとはちょっと違っていた。
 寒いからだけれど買い物に行く気にはならなかった。積もる雪ではないけれどポワポワと10cmほどはあった。土曜にはお客も来るのだしこれから客室の掃除をする。終えたらまたポワポワと降る雪を暗くなるまで見ていよう。今日はそんな日だ。

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