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2014/12/21(日)
2回目の雪を下ろした
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雪は湿っていて重い。17日からの雪はこのところの気温でずいぶんと締まっていた。やはり今日はもっきりやの雪を下ろすべきだと感じた。嵩は70cmほどだ。 11時だった。グズグズと先延ばししていたけれどもうそろそろと屋根に上がった。こんな時は必ず亡くなった家族の写真に線香を立てて無事を頼む。するとすこし安心する。注意する。これが大切だ。僕は高いところが大嫌いだ。だから食堂も、居酒屋も値段の低いところしか行かない。 ちらちらと舞うなかであんまり欲をかかないで少しづつ雪を下ろして行った。ここの屋根は居間の上は5寸勾配。客室は4寸勾配。で5寸は結構きつい。梯子を上って足場を作ってからはじめるのだがきつい勾配の屋根であまり欲をかくとスノーダンプに乗った雪の重さで身体が押される。斜面で高いところでバランスを思うと少しづつすこしづつ作業をすることが大切なのだ。だから今日は4時間半もかかってしまったが、これでいいと兄も父も心の中で応援してくれる。屋根の上から寂しくなった対岸を見ると一人残されたお上さんが身体を丸めて雪を片付けている。明日はちょっと出かけてみよう。みんな大変だから。
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