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最新の絵日記ダイジェスト
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2014/10/21(火) 紅葉状況
 どんよりと曇っているのだがなんだか外の景色が明るいと感じた。いよいよこの辺りの紅葉が最高の輝きを見せる時期になった。これで晴れてでもいたら眩しいくらいだろう。鳥甲山は1300mの上では葉は落ちているけれどその下では最高の紅葉を見せている。
 滋賀から津南からたくさんの観光客がドッと押し寄せている。ほとんどがお年寄りだけれどいい紅葉と接してうれしそうだ。ただ乗用車は運転が下手なうえに景色に気をとられているのか危ない運転手ばかりだ。注意して走らなければいけない。
 来月になると4日には奥志賀方面への林道は閉鎖されるのだから、つまりいつ雪が降ってもおかしくないのだから準備が必要になる。11月の連休まではどうにか紅葉は持つだろうか。

2014/10/20(月) あれはここのイスラム国だ!
 午後から冷たい雨となった。山での仕事はつらい天気だ。こんな日は少し早めに上がったほうが身体によい。
 福一さんのところに寄ってみた。玄関には鍵がかかっている。奥さんの言うには大ザルがあたり一帯を荒らしまわっているという。その大ザルが11日にガンを飛ばしたあの大きな睾丸のサルだという。風呂からスッポンポンで出てきた福一さんはどことなく大ザルの風貌だったが、その福一さんも雄川閣でその大ザルにであっていた。こん畜生と向かっていったところ逆襲されて、奴さんひょっとこおどりのように立ち上がって向かってきたという。そこにいた画伯は一目散に逃げ去った。
 ここでひるんだらサルは付け上がるので石を拾って投げると大ザルは去っていった。昔の猟師の経験がある福一さんだからだが僕もここ一番向こうを張って戦うしかない。そんな大ザルが部屋に入ってきて大暴れでもされれば老人ばかりのこの村は立ち行かない。まるで秋山のイスラム国のようなものだ。世界は住みにくくなった。でも何があっても玄関のかぎを忘れられないとも感じた。

2014/10/19(日) 薪置き場の整理を終える
 昨日今日と暖かい日が続く。その間にと昨日の仕事を続ける。
 もう少し玄関内に薪を運んで、残りは来年用に積みなおす。ナラはじつに丈夫な木だからしっかりしたものは来年でも暖かいはずだ。ハンノキなんかは柔らかい木なので今年に割ったものはこの冬に使い切らないとボケる。ただ燃やす薪だっていろいろ考えなくてはならない。
 お客さんと「阿修羅のごとく」を見ている。いつもふたりでゲラゲラ笑えるのがいい。その彼が「向田邦子の恋文」という本を持ってきてくれた。いいのだ彼氏の写真家の写した姿がいいのだ。女はこうでなくてはとその写真にみいている。いいのだ!かわいいんだ!

2014/10/18(土) 冬の準備はすすむ
 今日は忙しいのだ!きのうからコタツを出してベッドカバーを冬用に換え電気毛布をセットした。今日は寒いと予報が言うからだ。
 だから朝から洗濯をして玄関を片付け薪を軽トラ4台分運んで積み込んだ。今年の冬は暖かく過ごせそうだ。
 薪置き場にふたつの「キベリタテハ」を見つけた。この蝶は越冬して春を迎える蝶で毎年薪置き場で冬を越す。だからゆっくりと来年用の薪の隙間へ移してやった。なんたって蝶に区別はしない。蝶の先生に聞いたらきっと標本にしろと言うに決まっているからひとりで始末した。あとで電話してみよう。
 2時過ぎにしきりにヘリが飛んでいた。もしかしたら鳥甲での事故かもしれない。
 お客さんが5時過ぎに来たのでもう日記はやめよう。ではあしからず。

2014/10/17(金) 行きかう自動車が急に増えた
 今日当たりは多くの車が奥志賀方面からやってくる。今度の週末は405号線では渋滞が見られるだろう。どこにも出ないようにしている。これから月末まではじっとしていたほうがストレスがたまらない。
 トンネルのなかでコウモリがぶら下がってしきりに毛づくろいをしている。見ているとなかなかかわいいものだ。おもうに野生動物というものは家族で動くもの、サルやタヌキ、ハクビシンだって愛嬌がある。ところがはぐれて動くサルなんかは愚連隊のようで気をつけなくてはいけない。観光客が増える切明あたりでは人間を見くびった動物があつまってきて悪さをする。注意しなければいけない。

2014/10/16(木) 買出し、支払い、かなわんよ〜
 8時半にここを出て、帰りついたのが4時半。とにかく忙しかった。
 まず、先日の砕石の支払いからもっきりやの飯米の支払い引き取り。飯山市の大きなスーパーでの買いだし。ワークマンでの冬物の調達。津南で大工さんへの支払いと思索小屋の相談。そのほかこまごまと仕入れる。越冬用のものも含めて大忙しだった。飯山へ向かう途中に大きな柿の木がある。その姿を写真にと行ってみたがまだ葉が落ちていない。町の紅葉は遅いようだ。秋山ではこれからの10日間が盛りだが町はまだ暖かい。
 軽トラで動いたのだけれど座席が硬く疲れるのだ。でも運転はしやすいと感じた。軽トラにナビ、ETC、CDをつけて一人用のテントを持っていれば歳をとってもどこでもいける。鴨長明の方丈も牛車で移動したのだから軽トラは現代の方丈になるのではないだろうか。

2014/10/15(水) 岩菅山にも雪を見る
 昨日の大雨はさして大きな被害もなく過ぎていった。
 仕事で奥志賀方面に向かった。なんの問題もないのだがこのところの大きな災害で林道の通行は事前に通行止めになる。ですから台風などの予報が出ると通行止めになることがおおくなった。つまり志賀へは行けないということだ。
 山を見るとところどころ雪が散見できる。御岳は1cmの積雪だという。この辺りでは3回山に雪が降ると里にも雪が降るという。そろそろ山も注意が肝心になる。
 紅葉は去年と比べると確かに早いようだ。機能のお客さん一家は赤ん坊を含めた3人の子供を33才のお父さんとその辺のお母さんが髪を振り乱してこれから育てていく。健闘を祈る。

2014/10/14(火) 台風はいつも通り過ぎたころに大雨になる
 終日雨。夜半から雨足強くなる。仕事はこの台風で流れ着いた落ち葉の片づけだ。台風は心配だがこれで食べているのも本当なのだ。
 5年ほど前にテント持ち新婚旅行で立ち寄ったお客さんが新たな家族3人をひきつれてやって来た。雨の中である。たいしたことは出来ないがおなか一杯の食事を出した。あと75年ほど生きるだろう子を頭に80年ほどの子まで昨日とは違ったもっきりやになった。
 今朝はゴミ袋をもって川を渡る。久しぶりの濁流だった。

2014/10/13(月) まだ台風は遠いが、きっと来るなり19号
 まだ台風は遠いようで雨の降り方もたいしたことはない。15時から風が吹きだしてアンテナを揺らすものだから折角の「都はるみ 私の歌の道」がぶつぶつ切れる。こういう台風なのかと意地悪をうらんでみた。
 昼には日も差してきたので今晩の波乱の気象を感じさせた。とするとまた前回のような被害があるかもわからない。しょがないわい。
 お客さんが明大の校歌を酒の勢いで歌うものだから、僕は早大の第二校歌を久しぶりに歌ってやった。どうも山屋は僕と同じでお調子者がおおい。負けないためにはもっとお調子者になるしかない。すっかり出来上がってしまった。
 もう天然舞茸は終わりました。ありません。

2014/10/12(日) 御調子者だから
 きのうきょうとお客さんには天然舞茸ご飯を出してやった。どうだ!もちろん津南ポークのステーキ付だ。思うにお客さんが喜べばいいということだ。100円200円の違いでは生きていてはいけない。笑って喜んで身になればいいじゃないか。
 今日は和田小屋から苗場を越して和山に下ってきた若い登山者の話に燃えた。僕はそうは思わないが若いということはいいことなのだ。そのことが分かっていてくれれば1泊2食3千円は意味があると僕は思う。花子がいないのはちょっと寂しいが!

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