来るなら来てみろ もっきりや
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最新の絵日記ダイジェスト
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2014/01/30(木) 南風に雨が降る
 8時 気温−3度 曇のち雨
 南風が吹いて昼に気温が4度まで上がり時よりドドッと屋根から雪が落ちます。
 今日は納税の資料を作りきります。申告書を貰ってきて書き込めばいいようにしました。茶殻まで撒いて箒をかけてきれいにすると達成感があるのは当たり前ですがこれも南風のお土産のように感じています。収入と出費を調べているとだいたいどの位が課税対象になっていくらくらい納めなくてはならないかが分るものです。今年は少し多くなる。すると地方税も健康保険料もこのくらいだろうと分るものです。もう少し経費がなかったのかと頭をひねるようになります。もっとも、もっきりやは永遠に赤字ですが。
 ここにいると東京の法事にしても着てゆくものがないと気付きます。私服で良いといわれると余計に困ってしまう。ちゃらんぽらんな姿で東京を歩くのはいやだけれど、しょうがない田舎のおじいさんとしてめちゃくちゃな格好で街を歩くかと諦めた。
 明日は朝にここを出るので3日までは日記を書きません。その間、寒気の南下がなければいいのですが。

2014/01/29(水) 老後の暮らしが始まったのだ ザマーミロ
 6時 気温−6度 はれ 昨夜10cm積雪あり
 今日は仕事だったんだ。だから6時なんて早い時間におきだして弁当を作ったりする。去年は雪が多かったので1月は5日ばかり作業に出てひと月の食事分ぐらい稼げたけれど、小雪の今年はそうは行かない。家の雪片付けは楽でいいけれどもう少し稼ぎたかったなんどと考える僕は阿呆だなと感じている。せっかく目出度い高齢者になれたのだからお金なんかには意を介さずに暮らさなければいけない。だって欲しい物だってありゃしないのだから。でも古くなった車をどうするか?壊れそうなパソコンを換えなければとか「あ・うん」や「花遍路」のDVDは欲しいしとか言っていることとやっていることのギャップで老後が始まるのだ。
 ところで2日は千住か上野にいることになる。もし21:15に上野にいれば夜行寝台特急「あけぼの」を見送ってこようと思った。「あけぼの」は旧国鉄時代には左程に優等列車ではなかったように感じていた。「はくつる」や「ゆうづる」に比べるとそれらの好評に対応して作られ奥羽本線経由の寝台特急でしかなかったように感じている。「津軽」や古くは「おが」を食ってなった特急列車だ。そんな列車でも旧国鉄が跡形もなく消える最後の夜行列車である。営業本位のJRに未練はないが夜のしじまに遠く汽笛を鳴らして走りすぎる線路の軋みがなくなるのだから、ひとつ見てきてやろうと思っている。

2014/01/28(火) きょうから老人の仲間入りか、エヘン
 8時で−6度 晴れ
 気温は上がって昼には5度になった。5時を過ぎてもまだ3度もあった。何といっても南風が暖かくおもわず笑ってしまう。
 次回の雪下ろしに備えて落とした雪が壊しそうな壁を片付ける。屋根からポタポタと融けた水滴がセーターをぬらすのだがそれさえ気にならない。いい一日だった。
 集落のすぐ下にある湯の小屋が雪の重さで少し傾いでいる。去年あたりから気にしていたのだが重さで傾斜が大きくなる前に下ろそうと思っていた。今日は天気もいいので上がってやった。
 先日「東京家族」を民放で見た。コマーシャルばかりで集中を欠いたが映画そのものもピンと来なかった。小津映画はもう取り返しの利かない時代の記録の側面もある。現代には合わないのだな〜と感じた。

2014/01/27(月) 少し前までは冬は大忙しだった
 8時 気温−6度 晴れ
 雪を片付けながら感じたのだが昨日のそれとは違った質でスノーダンプにへばりつく。雪が雨になっていたようである。風が強く道は吹き溜まっていたり窪みが消えてしまっていたりしている。積雪そのものは10cmなのだがずい分風がいたずらをしたようだ。
 青空はきれいに晴れ渡っていたけれども日差しは弱い。ただ東に飛び過ぎる飛行機が何機も白く望めた。
 福一さんのところで聞いた。昔は冬の夜長をどう過ごしていたのかと。僕はやることもなく日が暮れると寝てしまったのだろうと書いたが、そんなに呑気なものではないようだ。
 朝にその日の食事のための雑穀を粉にしてわらで雪靴を編んだりむしろを織ったりしていたという。長靴もブルーシートもない時代の話だ。もっとむかしは麻やイラクサの繊維で反物を織って家族の為の着物も自給自足をしていた。また今のようにスノーダンプがあるわけではないのでコウツキ(木のスコップ)を作って売っていた人もあったという。なるほど確かに以前聞いたことがあったが実感がない僕はすぐに忘れている。
 この辺りの70歳以上の人たちは秋に大きな樽に野沢菜を漬け毎日の食用に挽いた穀物の粉でアンボを作り 衣服を自前で編み
雪用の履物や蓑や菅笠を作って備えていた。環境の激変でそんな暮らしが来ないとはいえない時代に僕らは耐えて行けるわけはないと感じる。それでも本当に強い人間が残っていくようになるかもわからない。もっと自然を環境を大事にしなければ畢竟そうなる。

2014/01/26(日) 吹雪だ
 10時 気温0度 雪時に吹雪く
 寝ていようと10時まで布団からは出ない。出たって大してやることもない。燃料の無駄だ。だから布団のなかで本を読んだりまた寝たり。いい気分だ。
 起きだして包丁を研いだりして座るともう幕下の相撲が終りかかっている。もうすぐ日も暮れるぞと外に出ると山の上では風が音をたてて舞っている。吹雪の外に立ってやることもないし寒いのに頑張って掃除を続けてもしょうがない。ストーブに薪を足して暖かくしてまた寝転んでいるのが冬の過ごし方だ。
 テレビもつまらないし、本にも飽きるし、酒には早すぎる。となるとうとうとしているしかないじゃ〜ないか。
 しかしこの辺りの住民の冬の過ごし方はどうだったのだろうか。今の家と違って昔の家は板屋根や茅屋根であって屋根には一冬に12回も上ったというし、落とした雪片付けもある。これは重労働だから冬の時期はそれ専一で後はドブロクを飲んで日が暮れると寝てしまっていたと聞いたことがある。ぐずぐずと電気を点して宵っ張りなんかする人はいなかったということか。でも日が沈んだからといって寝てしまうのは平成の26年には出来ない相談だ。つまり文句を言わずに相撲でも見て、本を読んで過ごすことに飽きてはいけないと気がついた。
 強い風が家を持ち上げるように吹いてきた。今晩は久しぶりにはるみちゃんでも聞いてみよう。いっぽん付けて。

2014/01/25(土) 気温は4度、いい気持だ
 今朝は9時 気温−2度 うす曇
 昼には気温が4度まで上がって本当に暖かく、シャツ1枚で家の周りの雪を払うくらいだった。昨日のように日差しがあれば裏に椅子を出してTシャツ一枚になってビールを飲んだらここだってリゾートなのだが。日を間違えた。昨日と今日を…
 家の周りを何回かうろついて今日はスコップを置くことにした。明日はまた降り出すようだ。 
 

2014/01/24(金) 暖かさは僕にも動物にも
 8時 気温−8度 終日晴れ
 久しぶりに晴れ上がって青空。とても気持がいいし、嬉しい。予報を見ると少しの間は大降りになるようなことはないようだ。
 ミソサザイだと思うが時々大きな群れを作って飛び交っている。それにガラ類、シジュウカラやヤマガラ、エナガなどが混成で作る群れが飛んで来る。川沿いにはカワガラスが単独で飛び過ぎる。上空にはトンビが飛びカラスがそれにちょっかいを出す。ここにはもっと大きな猛禽がいるというがこの時期には僕は見ない。以前よく柱や壁を突きに来ていたアオゲラもこの頃は見ない。家の前の松に作ったエサ台には鳥よりも小さな動物がやってきているようで柿やみかんを置くといつの間にかなくなっている。
 今日は屋敷の集落でタヌキが道を走っている。ゆっくり進むと雪の壁を越えられず前に前にと逃げてゆく。そのうち対向車が来てそれもタヌキを見つけて止まると奴さん「さてどっちにゆくか」と思案してこちらに戻ってくる。止まった僕をちらと見てすり抜けていった。
 天気が良くて暖かくなると僕らばかりではなく鳥も動物も嬉しいのだ。

2014/01/23(木) 昼まで降る
 8時 気温−4度 雪のち晴れ
 空はうっすらと青みがかっているのだけれど、そのなかでも降り続いた。風呂場の屋根に積もった雪が落ちないのでストーブを焚く。落ちるまではいいや、と外にも出ない。暖かい風呂場で小説を読んでいたのだが、暑すぎてすっかり鼻が乾いてしまう。
 昼から昨日の続きの雪片付け、索道の右岸側の駅の雪堀り、道付け、郵便を取りに出る。
 除雪したばかりの急な斜面で急ブレーキの練習を何回かしてみる。ブレーキを踏み続けると車は斜面を右に左に滑りながら落ちてゆく。ブレーキを放してアクセルに足を乗せると車は制動を取戻してコントロールが出来るようになる。雪面でのブレーキは危険で一気に踏み込んではいけない。ポンピングで車を調整して時にはアクセルで逃げるように運転する。時々雪の降り始めにやるのだがたまにはこうして練習も必要だ。とつまらないことばかり書くようになってはおしまいだな。

2014/01/22(水) 降る雪に飽きた
 8時 気温−4度 終日雪 30cmの新たな積雪見ゆ
 雪というのは降ったり止んだりしているのならばいいのですが、昨日今日のように続くと気が滅入ります。片付けに出なくてはならないけれど1時間、30分、5分とぐずって動こうとはしなくなるのです。ここにいるのが面白くなくなってテレビも本もほっぽり出して不貞寝ということになります。その不貞寝にも飽きてくるのを待ってから雪の片付けでもやるかと諦めたように動き出します。ついでに薪を玄関に入れて洗濯をしたらもう日が暮れます。
 

2014/01/21(火) 雪掘り作業で汗をかく
 6時 気温−3度 終日雪降り20cm
 久しぶりに稼ぎ仕事の連絡があり、6時に起きて弁当を作ったりする。もう少し仕事があってもいいがなくたってどうということはない。何も買わなければいいのだから。
 朝は晴れそうな感じでいい写真がとれるかなと思っていたのだけれど雪は降り止まなかった。朝の積雪は10cmほどだったが帰りに見ると20cmも積っている。このくらいの雪降りならば驚くことはない。片付けだって1時間もすればきれいになる。大雪だけは困りものだけれどこれも織り込み済みだ。
 この月末にチョッと街へ出る。4日ぐらいだけれど街で何をしようかと少しワクワクする。カンジキを外して歩ける所というものはいい所だからなー。
 津南のニューグリーンピアの送迎バスに巧く往復もぐりこめればいいのだけれど。

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