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2013/09/08(日)
お客さんを残してアルバイトだった。雨の中
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すっかり濡れそぼったライダーは大事に持って来てくれたイナダを上手にさばいておいしい刺身を作ってくれた。外の川を釣り歩いた方々は熱い鍋を作ってくれた。僕だって舞茸御飯、ナメコ汁、小さいけれど豚カツを出してテーブルに乗り切れないくらいだった。 今日は日曜日で大雨なのだが渋沢に行く人から案内を頼まれていた。そこで朝ごはんを用意してから深々と頭を下げてアルバイトに出る。こういった稼ぎ仕事が3000円の宿を維持していくシステムなのだからお客さんにも協力を仰ぐわけだ。お客さんからは「値上げはいけません」という暗黙の恫喝を頂くがそれについては「承知」と目で答えるわけだ。帰って見ると朝食のお皿も片付けられていてこれが一泊二食三千円の真骨頂だと自負した。お客さんの住む長野、東京に向って手を合わせ深々と頭を下げた。 雨の中、これがヒカリゴケです、あそこに見えるのが工事初期に電信柱としてつかった樹木です、そこに今でも当時の碍子が見えるでしょう。これは当時の工事に使われた線路の枕木のあとですと案内しながら渋沢に着いた。見学が終ると再び水平道を引き返すのだが大きな沢に激しくながれる水を乗り越えて帰りついた。寒いので湯に寄って風呂をご馳走になった。やはり温泉だ。
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