来るなら来てみろ もっきりや
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2013年8月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2019/10/06 索道の手入れをした
2019/10/05 山が少し色づいた
2019/10/04 HP日記の改修に悩んでいる
2019/09/30 患者も湧く、カメムシも湧く
2019/09/29 昨日は商売繁多であった

直接移動: 201910 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 月 

2013/08/19(月) きょうはお休み
 数えられるほどの雨が露天風呂にいた僕に降っただけで上空の雲はジェット戦闘機の爆音とともに消えてしまった。和山の上から鳥甲山にかかる雲を見たときにはこりゃ降ると思ったのだが。
 8月に2日ばかり激しい雨が降ったけれど時間的には短くそれ以来ずーっと晴れている。家の前の沢の水も枯れる寸前だ。お客さんが帰ってから洗濯だけして日差しの強さに我折って「きようはお休み」ということにした。ゴミ捨てに出るのも面倒だったがついでにTV用の2chスピーカーの払い込みにいってきた。目当ての肉屋は休みだったが今度来るお客さん用の食材も買ってくる。2時間で帰って来る。津南の町も落ち着いてお盆のころの117号の渋滞もなくなって広々と感じた。
 休みだからきょうは「風雲児たち」でも見て過ごそう。それにしてもシャツ1枚でいいと感じる暑さには参る。みんなもそうだろうが…

2013/08/18(日) 残暑に参る
 ここでもきのうあたりから残暑と思われる暑さが6時ころまで続いている。シャツ1枚になって8時を待つ。すると寒くなって上っ張りを引っ掛ける。この分では9月ころまでこの暑さが続くのではないかと思っている。この辺りの住人はことのほか暑さに弱いからみんな死にそうに打ちひしがれていることだろう。
 昨日から二日かけて看板を作った。これは誰かに手伝ってもらいたいのだが来なければしょうがない。暑さを避けて日陰を選んで作業するのだが一向に進まない。
 この頃僕は池に落ちる水道の余水を眺めたり落ちる水音を楽しんでいる。いい音がしていれば安心で渇水のこの時期水が命だから。それと便槽の余裕があることが安心の条件だ。生活は心配の上に成り立っている。
 先日お帰りになったチョウの先生に指摘されたのだがここの山椒の木に幾つかのクロアゲハの幼虫をみた。先生は放っておけばいいというのだが蛹は虫やネズミに食われる。しょうがない見つけたら確保するかと気にしだした。すこしやりすぎだとも思う。

2013/08/17(土) だいじょうぶかしら!
 「おとうさん だいじょうぶ」
 「ちゃんと管理されているだろ。だいじょうぶさ」
 志賀を抜けてやってきたご家族のご主人は食事のあとこう話し始めた。切明に向う道に立てた看板を見て入って来たのだが初めてで夕方になったこの道を走るにはすこし勇気がいる。僕なら来ない。それでも鉄砲をやっていたというご主人はこういった道はなれているし重機まであるのを見て安心できたようだ。
 「いろんな看板が出ていた、1泊3000円に目が行った。道を管理するのも大変だ、結構長いしね」
 考えてみると道の草刈も管理もお客さんのためにやっているわけではなく、ここに暮らすために、僕自身のためにやっているのだけれどそれはもっきりやのためにやっていることでもある。こうして口に出していってもらえるのはうれしいものだ。
 昨日は先生を連れて東秋山林道を走ったのだが高野山貯水池に向ってチョウを探した帰りゲートにこう書かれている表示を見つけた。高野山不動尊とあったのだが僕にとっては初耳で早速調べると昭和9年の地図に神社のしるしがあった。電力会社に通報して鍵を開けてもらうと車でも行けるようだ。こんど行ってみよう。写真は高野山で先生が捕まえたオニヤンマなのです。すこしグロッキーでしたが飛んでいきました。

2013/08/16(金) のんびり終戦の日
 昨日は観光客をして見た。「キベリタテハ」をさがす先生を案内してドロノキ平、志賀方面清水小屋から雑魚川に降りてきれいな清流で遊んだ。ひと組の家族が流れに足をつけて楽しむ姿は自動販売機のある観光スポットにいる人の顔と違ってすがすがしかった。盛夏の暑いひとときの過ごし方を知っているようだった。
 先生は念願のチョウをつかまえてきれいな羽根を差して「この瑠璃色がね…」と笑った。
 帰って昼寝をして気がつくと5時。急いで夕飯の準備をしてから長い夜を遊んだ。
 今日は先生を送り方々東秋山林道を通って津南に出て帰って来る。ドライブだ。

2013/08/15(木) ギフチョウも長い眠りについた
 ギフチョウを枡の中に納めるために東京から先生が来て、僕は迎えに出て早速に蛹をいつものコンクリ枡に入れます。これから9ヶ月外敵のアリやクモから守って春まで、雪の消えるときまで静かに寝てもらうわけです。水苔、炭、素焼きの鉢に入れて強い網で囲って放っておきます。数えると74の蛹。うち二つはカビが生えていました。72個の蛹が30cmの枡のなかでどんな夢を見るのか見ないのか。先生の言うには蛹になるときの静けさとはチョウが外敵に対して気配を消すことによって存在を分からなくさせる術のようなものだといいます。まるで忍者だと感じるわけです。
 こうして増え続けるのが初期の目的でしたが来年100個の卵を見つけたら仕事をやめて専念するようになるのかも。となると大変だとも感じるわけです。
 きょうは天気もいいので先生を案内してこのあたりで「キベリタテハ」をさがしに行きます。先生が網を持ってチョウを追いかけるのをみて如何なものかと思うのですが愛好家とはそうしたものです。
 津南の穴山に向かう道に去年の「大地に芸術祭」の作品が見られます。チョッといい感じでした。客もいないので先生とワイワイ云いながらサッカーを見るのですが試合を見るのではなくあら捜しに終始してしまうのはしょうがないのでしょうか。

2013/08/13(火) 全て終了
 お盆までの作業は全て完了しました。おめでとう。
 朝から強い日差で気温は9時で20度なのだが汗をかきそうなので屋外作業を敬遠して部屋の掃除をしています。ゆっくり昼を過ごし3時になったので外に出てやり残した畑とすこしのもっきりや道、家の周りの斜面の草刈を終え、ついでに道の横断側溝の土砂を片付けるとやっておくべき仕事はなくなります。おめでとう。ひとりビールで乾杯だ。
 で草を刈るとキリギリスやバッタが必死になって草刈機から逃げ出すのだが草が伸びている所ではうまく飛んで逃げられない。仕方ないからすこし待って草を刈る。こんなとき良寛様ならきっと草を刈らないだろうと思っていた。8月になるとキリギリスの鳴き声が大きくなる。去年ここに放したすずむしだが生き延びられなかったのかあの鳴き声は聞こえてこない。いろんな虫の音が聞こえたら楽しいだろうに…

2013/08/12(月) 楽しいもっきりや足るべし
 看板は大切で川西街道にももっきりや道にも名前を冠した看板を立てている。ここもっきりやにも2年前に看板を立てた。で、それらはセンスがあって面白いものであればいいと思っている。だからうまく書けたものもそうでないものもここへ来る道には立ててある。まだひとつ足らないものがあると感じていた。先週玄関横にコンセントをつけた。きょうは津南に出る用事があったのでが器具を買って来てちょうちんに電灯をつけた。玄関前がボワッと色が付いたように思えた。居酒屋ではないけれどちょうちんはなかなかいいアイデアだった。面白い。赤ではなくて白だからいいのだ。上品である。今度は「川西街道を行けい」と看板をつけ、「もっきりや道(みち)ローマへは行けません」とでも書いてみようと思っている。でも筆が使えないのだ。元の友人の奥さんにいい字を書く人がいるが僻みっぽい元友人は寄こさないだろうし、へたうまでいいとして書いてみるかと覚悟した。
 今朝玄関前8時で22度、帰って来た4時で24度だった。だれか来ないかな。閑でしょうがない。明日は横断側溝の土砂をあげたりもう少し草でも刈ろう。

2013/08/11(日) 仕事より「風雲児たち」がおもしろい
 朝から日差しがあったので今日は作業を変更して木灰をつくることにした。日陰で出来る仕事だ。火鉢にも線香立にもワラビのアクぬきにも使えるようにオキをふるいにかけて取り除いた。ビニール袋に入れてひとつ50円くらいで売ってもいい。あげてもいい。なかなか買わないものだがあると使い道がある。陶芸の釉薬にもなる。売れるかも知れない。あげてもいいが。
 チャイロスズメバチが屋根の軒に集まっているのを見つける。一昨年は屋根裏に巣を掛けたハチである。放っていても刺激しなければいいのだが大きくなるとそうもいかない。羽音がとても気になるので対策をした。円筒形の長い竿に殺虫剤を噴霧してからぼろきれに灯油を浸して長い竿で巣と見られるところに立てかける。ハチは油がきらいだ。殺虫剤にもとても弱い。多分どこかに行くと思われる。毎日やることが出てくる。それから三角小屋の周り、それと道(7月末に刈ったのだがもう伸びている)。索道からの道と家の周り。タミコの墓までもやった。膝頭が痛いのだが。
 ところで「秋山紀行」がかれた時代背景を知ろうと「風雲児たち」(みなもと太郎)を何年かぶりに読み出したら止まらなくなった。これはギャグ漫画なのだが日本人なら読んだ方が身のためだと思っている。トイレに入っても、風呂でも、布団のなかでも持ち歩いている。今は大黒屋光太夫とラックスマン。林子平、高山彦九郎が松平定信に苛め抜かれている所だ。
 親もなく 妻なく子なく 版木なし 金もなけれど 死にたくもなし   子平

2013/08/10(土) 新管理人日記についてのご説明
 今日から日記の掲載を「新管理人日記」に移行します。このHPはteacupというプロバイダですが日記がないためFC2というプロバイダを組み込んで作りました。もちろん優秀な友人達がです。その日記は5年間(1825日)分の容量しかないため新たなメールアドレスで「新管理人日記」を作りました。これからは新でゆきます。またこの日記はfaecebookに転写しています。FBでは友達にはなりませんが。
 昨日の続きの作業をやることによって川西街道(もっきりや街道改)もっきりや道の草刈りを終えました。お盆前に終えたのは頑張ったからです。もう今年の道の草刈は終わりです。雪が降るまであとはカメムシ退治くらいなものになりました。それと家の周りのU字溝のフタの防腐剤も終えました。だからきょうは金麦ではなくてエビスを飲みます。でも明日も家の周りの草刈はやります。これはたいしたことはない。それと残った二本のサクラの場所を決めましょう。
 ところで当もっきりやの夏の営業はすこぶる風が吹いて涼しいものです。暑い都会で流す汗を諦めて中津川で凍るような水泳でも試しにいらっしゃってください。一泊二食3000円ですから。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.