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2013/08/30(金)
背負子を一輪車に替えて
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奥山に荷物運びの手伝いはきょうも続いてエンクラ坂に運び上げた荷物を背負子から一輪車に載せ替えて運ぶ。荷の重さはそれでも40k〜50kだろうか。水平道だからできるのだがなかなか重い。それでも車の分速度は出て昼には渋沢の合流に着いた。仕事は荷揚げだからそれで仕舞いになる。帰りはゆっくりと歩いて帰った。 昭和の工事で地元の人が運んだころは背中に背負っての30kで当時の人の体力では何の問題もなかったのだろう。その帰りに絶壁に立つ松に登って「佐渡おけさ」でも歌ってお酒を賭けようといった遊びをした余裕に近い気分で僕らも水平道を下ってきた。途中強い雨に打たれたとしても辛い荷揚げを終えた気楽さはいいものだった。少し遅れて歩いていると遇いたい友や鬼籍に入った親などを思い出してひとり話しながら濡れていた。
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