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2013/08/15(木)
ギフチョウも長い眠りについた
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ギフチョウを枡の中に納めるために東京から先生が来て、僕は迎えに出て早速に蛹をいつものコンクリ枡に入れます。これから9ヶ月外敵のアリやクモから守って春まで、雪の消えるときまで静かに寝てもらうわけです。水苔、炭、素焼きの鉢に入れて強い網で囲って放っておきます。数えると74の蛹。うち二つはカビが生えていました。72個の蛹が30cmの枡のなかでどんな夢を見るのか見ないのか。先生の言うには蛹になるときの静けさとはチョウが外敵に対して気配を消すことによって存在を分からなくさせる術のようなものだといいます。まるで忍者だと感じるわけです。 こうして増え続けるのが初期の目的でしたが来年100個の卵を見つけたら仕事をやめて専念するようになるのかも。となると大変だとも感じるわけです。 きょうは天気もいいので先生を案内してこのあたりで「キベリタテハ」をさがしに行きます。先生が網を持ってチョウを追いかけるのをみて如何なものかと思うのですが愛好家とはそうしたものです。 津南の穴山に向かう道に去年の「大地に芸術祭」の作品が見られます。チョッといい感じでした。客もいないので先生とワイワイ云いながらサッカーを見るのですが試合を見るのではなくあら捜しに終始してしまうのはしょうがないのでしょうか。
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