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最新の絵日記ダイジェスト
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2013/12/31(火) 2013年もここまで
 大晦日朝9時 気温−3度 うす曇り
 宮沢賢治の「永訣の朝」をEテレで見た。賢治がみた冬の、雪の、悲しみの時。彼は雪に感謝して、別れてゆく妹に冷たい雪を陶器に受けて与える。僕はそんな風に雪を見ただろうかと考えた。雪が与える静寂、積もる雪がみがきあげる精神の高揚。僕はそのひとつも感じていなかったと思い知らされた。この冬は心の修行の寒さになる。
 大晦日に少し仕事をした。エントツの掃除。居間の掃きだし、洗濯をチビリチビリとウイスキーを飲みながらやっている。
 
 この1年いろんなことがあったけれど、どうにか大過なくすごすことができた。その中でこのような日記を書き続けてきたのも誰かが読んでくれていると思うと何となく責任というか存在証明のように続けて来られた。誰とも知らないけれど誰もいないかもしれないけれど、この向こうにいるかもしれない同士に深く感謝します。これからの1年の皆様のご健闘を祈るものです。

2013/12/30(月) 晦日だ!
 9時 気温−5度 晴れ 風なし
 クリスマスからこっちほとんど雪もなく何とすがすがしい朝なのだろうと喜んでいる。7時に目覚しが鳴って、8時までは何となく布団の中でまどろんでいる。これがいい時間で右に左に寝返りを打ってまるでオットセイのように寝具の中を泳いでいる。もう起きようと思うのだけれどテレビをつけたり本を読んだりしていると9時になってしまう。今日も教育テレビを見ていた。これが面白い。一度見てみるといい。大人にとっても大変興味を抱かせる番組だ。ことに「にこんごであそぼ」。
 サッカーなんかを見て時間の無駄だった。昨日の録画でしかもFC東京はPK戦で負けていた。ついでにMLBの番組なんかを見ていた。やることは一杯あるのに。
 そこで谷川の除雪、玄関の下屋の雪落とし。ネコの墓にお参りして、雪消し用の水の掃除なんかを遊びながらしていた。客室の掃除も茶殻を撒いて掃きだした。「鷺」の間の掛け軸を変えようとしたらお呼びが掛かった。川を渡って戻ると7時になっていた。ご馳走になってお腹が重く、この分じゃ鰤大根も煮しめも余ってしまうと心配になった。

2013/12/29(日) いや〜天気でよかった!
 9時 −5度 晴れ 風なし
 それでも夜には少し降ったようで10cmほどの雪が積もっていた。こんな山奥の僻地ではこの間の雪の降り方を見て、驚くにはあたらないと感じる。これでいいのかな〜と心配にもなるけれどこればかりはあるがままを受け入れるしかない。降ったらそれでしょうがない。
 今日はマカロニサラダなんかを作った。「鰤大根」「煮しめ」「サラダ」で今度の駅伝を楽しめばいい。
 今日のような晴れの日はただテレビを見ているわけにはいかない。外に出て昨日の続きの雪片付けを終える。予備の薪を玄関内に積み込むだけだったけれど、目に見える作業は大いに満足感を覚えるものだ。今日はプラの波板を敷いて作業の効率を図る。板の傾斜を作って雪を載せるとズッズッと流れていく。これで作業時間はかなり短縮された。
 出来たら明日もこんな日であって欲しいと強く思う。なかなかやることは多くて本ばかりを読んでいるわけにはゆかないのだ。大雪になればなったで作業は休めない。

2013/12/28(土) ほほっツ積雪はなし、ほほっツ
 9時 気温−3度曇り 風なし
 このところの季節風は日本海側の海っぺりを北上しているようでここでの降雪、積雪は昨日はなかった。
 正月用の煮しめだけ作ってからサンタが下ろした雪を建物の外周を中心に片付ける。こうしておくと何となく冬将軍の攻撃をかわしているように思うし、身体の運動にもなるようだ。夏の草刈もそうだけれどやらなくても死んじまう訳ではない。しかしやらないと荒れてしまってだらしないようになる。雪も同じだ。屋根だってそんなにきれいに下ろすことはない。潰れなければいいのだから。そんなにかんたんに潰れるものではない。家内で火を焚いていればそこそこ家中暖かいのだから。
 自宅で風呂を沸かしてゆっくり浸かって洗濯もしたから今日はよくやったほうだ。今はそろりと雪が降り始めた。

2013/12/27(金) 今日は10cだった、明日も10cm頼むぞ!
 ちっよと朝寝 10時で−1度 終日雪降り 南西の風あり
 疲れてしまったのか少し寝床に長くいたようで外仕事は何もしない。「鰤大根」だけは作った。14時になって郵便を取りに川を渡る。積雪は思ったほど深くなく、そう10cmほどだった。しかし索道のロープに雪が付いてすべる。手袋につかず前に進まない。こんな時 気持が萎える。何回も休み休みしながら対岸に渡る。といっても5分位のものだが行かなくてはしょうがない。誰も助けてはくれない。泣いたって先に進むのだ。
 福一さんも奥さんも外の雪の降り方を眺めて楽しそうにはしていなかった。湯で今日も露天を使わせてもらって食事までご馳走になる。日が少し伸びたように感じながら4時過ぎに再び索道に乗って、苦しみながら左岸に渡って来た。
 予報が恐い。大雪だという。吹雪になるという。本格的な寒波だとも言う。どんなに荒れたとしてもここからは出ない。ここにいる方が無難だ。ひとりではない。「都はるみ」のDVDだってある。まだ見ていない映画もたくさんある。薪だって十分だ。酒だって浴びるほどだ。ここにいる方が無難だ。安全ではないとしてもだ…

2013/12/26(木) いい天気だった、明日のことはいいのだ
 8時−6度 晴れ 風なし
 良く晴れた分今朝は寒い朝でした。正月用の煮しめでもと十日町に出て買い物。野菜が高くて正月は煮しめとかまぼこ、鮓締めの青魚くらいでいいでしょう。後は雑煮です。のんきに箱根駅伝を見て過ごしましょう。
 津南、十日町は雪が多いと聞いていましたが日差しが二日続いたせいで屋根の雪はずい分と溶けているように感じます。道も路地も地肌が出てお年寄が杖をつきながら歩いています。ここは山のせいか日照も少なくことにもっきりやは日当たりが悪いせいか町のようには行きません。お天道様はいいものです。青い空に浮ぶ山には3mも積っているのでしょうがその白がきれです。
 明日からは強い寒気と雪が降ると予報が出ていますが、もう町に出る用事もなくこのまま1月中はここにこもっているつもりです。これからがここの一番面白い季節です。屋根に上がるのを、いや落ちるのを除けば。

2013/12/25(水) こんな日がもう少し多く欲しい
 6時の気温−3度 好天青空 風なし
 青空が山の形を浮き上がらせ白い尾根が光を浴びて輝いている。少し動けば汗をかく。こんな時の仕事は薄着をして背中にタオルを背負ってゆっくりと身体を動かす。こんな日が3日に1回あればここは天国なのだ。と思う。
 ある仲間は「今年は雪が少なくていい塩梅だ」という。もうひとりの仲間は「毎年こんなものだろう」という。誰がどういっても僕は少ない方だと感じている。
 湯に寄って風呂をお借りして汗を流してケーキまで頂いた。湯のご主人は今日が誕生日だという。そこでバンザイを三唱して帰って来たがキリストと同じ誕生日とは知らなかった。きっと根っ子は同じで優しいのだ。ただ出方がキリストとはちょっとちがうのかもしれない。ここではヤワではやっていられないから。
 かえってこの前だらしなく残した屋根の雪を少し片付けた。サンタのプレゼントと比べるとちょっと気になる仕事だったから責任を感じたのだ。
 あしたもし降っていなければ正月用の買い物にでも出るか。重機のキャタピラ修理の見積もりが出たし、あす行かないとず〜っと雪マークの予報となる。
 どっちにしてもあさの天気次第だ。 

2013/12/24(火) 吹雪になるようだ
 8時 気温−4度 雪降り 西風時に強し
 起きて外に出て降っていると何となくグズグズと気持が萎える。それでも今日は掃除をして雪を少し片付けてみた。何かしなければ身が持たない。こころ丈夫には過ごせない。でも降っているとチャラと汗をかいてすぐ引っ込んでしまう。それはそういうものだ。
 積雪はほぼ1mといった感じで今日は 時に強く降ったのと西の風がその雪を舞い上がらせ、吹雪のようだった。明日は除雪仕事があるというのだが、夜に降ると対岸に渡るのが往生になる。何とか降らないで欲しいものだ。風はいいとしても。
 これからそう、2月一杯はこんな感じの天気が当たり前で 晴れればそりゃ嬉しいものだ。昨日雪下ろしをプレゼントしてもらったから上は少しはいいとしても落とした雪が硬くてスノーダンプが壊れる夢を見る始末。それでも時間を作って鉄の平スコップで切るようにしてでも片付けよう。
 12月がおとなしかったのでこの冬は1・2月が大雪になるのかと心配してみる。雪国の人間は何をしてもどうなっても空を見て心配ばかりしている。

2013/12/23(月) サンタに雪下ろしで負けた
 昼に気温は0度、そんなに寒くはない。天気は曇りときどき晴れ。 積雪は1mほどになる。
 煙突に入れなかったサンタクロースは玄関から入って来て、クリスマスケーキをプレゼントしてくれただけではなく今日は屋根に上がって雪下ろしを手伝ってくれた。それが僕よりずっと上手なのだ。僕は少し困って照れるばかりだった。大きなソリに乗って帰っていくサンタを見送って手を振りながら来年のクリスマスはずい分先だな〜と感じた。
 下ろした雪を片付けて今日はここまでだと家に入った。
 昨日は凍っていたロープも今日は融けて、雪道もカンジキがなくても歩けた。水っぽい雪で樹木に積もった雪が枝に張り付いて落ちない。まだ気温が高いのだろう。

2013/12/22(日) サンタは少し太りすぎたか
 10時で気温−2度 積雪40cm追加
 お客さんを迎えに行って3000円ではつらいのだが僕の半分のお年のご婦人だからしょうがないか…
 ところで新宿からのニューグリーンピア送迎バスは何と片道2100円だというではないか。この施設は郵政のものが生き残ってつづいている数少ない施設だが設備的にはこの辺りでは一番良い所だと思える。こんど誰かと泊ってみよう。
 昨日は「苗場山」「麒麟山」「白鶴」の飲み比べをしてみたが箱に入ったお酒は水っぽいということが分かった。500円余計に出して「いいさけ温泉」を飲むべきだと。みんなに笑われるけれど経済感覚もほどほどにしないと残り少ない余生が可愛そうだ。
 昨日は久しぶりのご婦人がそばにいたせいか少し御酒を頂きすぎた。そのご婦人は今朝サンタクロースに変身して屋根に上がっていたが少しお太りになったようで煙突の前で考え込んでいた。
 気温が下がらないせいか索道のロープに着雪してナイロンの手袋にかからず苦労した。滑ってカゴが前に進まないのだ。きょうは新手を加え3人ですき焼きだ。サンタ ズロースの手作りのケーキで異教徒のクリスマスだ。また飲むぞ…どうも女に弱くていけないな〜

12月絵日記の続き


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