来るなら来てみろ もっきりや
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最新の絵日記ダイジェスト
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2013/11/20(水) こんなさ〜びし〜い田舎の村で
 若い頃から使っていた古いメガネを福井のささき工房に送って直してもらった。耳に係るじゃばらのツルが壊れたのだがそれを直してもらった。値段も安く良く直った。冬のトイレ用に携帯ウォシュレットも今日届いた。何だってここには届く。ただ直接には届かないけれどこれでいい。東京でウロチョロして疲れるよりかズッといい。皆さんは寂しくないかというが僕はちっとも寂しいとは思わない。ときどき思い出したように街に出て友人とあったり映画を見たりすればなんの不満はない。そりゃ何となく詰まって泣きたくなる時はあるけれどそんなときは泣けばいいと思っている。泣いてしまえばすっかり忘れて毎日のやらなければしょうがない仕事を順々と片付ければそれでいい。そんなにお金も使わない。もっともお金を使うのはあんまり好きじゃないからいいとおもう。もう少し歳をとりさえすれば病気になっても仕方がないと諦めればいい。「秋刀魚の味」最後の台詞に「ひとりぽっちか〜」というのがあるけれどみんなひとりで生まれてきてひとりで死んでいくしかないのだからと…
 ここに僕の後にやって来る人には「だから今のうちに何でも見て来い。どこにでも出かけて来い。やるべきことを済ませたら、それに飽きたらもっきりやに来ればいいのだから」とエールを送る。ただもう少し僕はここにいるけれど。まだここでの暮らしに僕は飽きていないので、もう少し待ってくれ。そのうち僕もきっと飽きるから…

2013/11/19(火) 東京では小津安二郎が
 東京の友人から小津安二郎の特集企画の情報が来た。12月にでも東京に出て見て来ようかという気持にさせる映画の題名が踊っていた。小津さんの作品はいろいろあるけれども僕の主観で云えばやっぱりサイレントは見ないのだ。まず何といっても「東京物語」「麦秋」「晩春」なのだが僕が好きな作品は後期の「彼岸花」「秋日和」「秋刀魚の味」がいい。「浮草」はなかなかのものだと思う。ひとりになる冬の晩に一杯飲みながら見ていると僕の周りに亡くなった父や母、伯母や兄、友だちたちがやって来て一緒に涙を流したりして見ているのだ。吹雪の夜の力強い見方は都はるみだけではない。そう感じると真冬の夜も待ちどうしく思える。
 

2013/11/18(月) この調子で降らなければ上々
 今日は雑魚川林道の冬季対策に向ったのですが朝の内はところどころ雪が残って、また凍結していました。車はツルッツルッっと氷の上を流れます。それでも今日は昼までは日差しもあってそんなに寒いとは感じません。そんなふうで先日積った雪は少しづつ消えていきます。殿のご寒気に触れなければですけれど。
 山は根雪になって春まで人を寄せ付けなくなります。サルの群れに幾つも出合ってそのたびに「もう雪だぞ!」と意見するのですが一向に知らんぷりであります。このサルが雪が深くなってくるとなんとも寂しげに樹木に寄りかかったこちらを見ているようになるのです。寒そうでひもじそうで哀れさを思うのです。そこでみかんの皮やらくず野菜を置いてやるのですがこれがなかなのグルメでみかんの皮などには見向きもしません。最もゴミのようなものを投げてやって溜飲を下げる人間の思い上がりはいけませんが。

2013/11/17(日) ほぼ冬季対策を終えたり
 後はトイレの水を切る。凍結することが目に見えるので毎年トイレの水の通水は行なわない。携帯ビデと4リッターほどのペットボトルで冬は間に合わせる。ただ携帯ビデがどこに仕舞ったのか出てこない。老いたのである。だからそれだけを除いて全ての冬の準備を終えた。ご苦労さん。
 きょうは索道の駅舎の雪囲い、右岸の手すりの撤去。もっきりや道のどんづまりの手すりの片付けを終えた。先日のモルタルの目地に被せたシートを外す。水場に上がってみたがほとんど直で落ちて来るパイプにエアの溜まることはと考えてよく観察すると入ってくるパイプと出るパイプの径は違うのではと気付く。どっちにしても来春の仕事として今年の水問題は打ち切りとした。
 ホッとした。間に合った。今年はね。来年のことなど知ったことではないがだんだん忙しくなる。気候の変化や温暖化で毎年何時秋が去って冬が来るのか、冬がいなくなって春になるのかが経験によってでは分からなくなる。先のことなど心配しないでいまのこの時を楽しんだらいいだろう。今日の僕は裸のぶつかり合いを見て汗をかいた。九州場所の相撲はそんなに興奮をさせないけれど。

2013/11/16(土) 水、水、水…白菜漬け
 水場に上って集水パイプを設置しようと布団のなかからズウーッと考えていた。だから朝の食事が終ってからすぐに水場に上がればいいのだけれどそうはいかない。ちょっと不安なのだ。少ないなりに水は来ている。それに昨日直した第二水場の水を解放すれば水は多すぎるくらいなのだ。でも第二水場の水は発電所の停止に大きく影響される。だから以前の水場(第一水場)の水量を増やして第二水場の水を完全に予備に回せれば最高なのだと…
 グズグズと植木の雪囲いをやって白菜を切って干したりしながら昼前に雪の斜面を水場へと上る。やり始めたら途中でやめるわけにはいかない。切りすぎたり角度に無理があったりしたがパイプが雪で潰されないように石で土台を作ったりと指先の感覚がなくなるまで努力した。ひとつ間違いに気付いた。25mmのパイプに40mmのパイプをつけたので水を引く力が弱くなった。春に40から25mmに直さなければならない。そして気付いたことがもうひとつ。土砂吐け用の最後の枡から上水タンクへ引く黒パイがエアなのか引きが弱いということに気付く。途中エア抜きを作ればもっと強い水が来るということだ。こんなことは話しても分からないだろうし、やっている僕だって暗中模索なのだ。でも少しづつ分かり始めた。もう遅いか!
 白菜は水を終えてからちゃんと漬けた。

2013/11/15(金) 遊びながら冬準備
 どこからもお呼びが掛からないので8時前まで布団のなかにいられた。久しぶりだ。
 ストーブに薪をくべてポワポワと燃やしながらゆっくりしている。真冬の予行演習のようなものだ。
 雨が降り続いて雪がずいぶんと沈んでいる。雪消し用の水の勢いが強いので少し池に回す。雪囲いを取り付け、第二水場の様子を見に出た。空気が入ったのか水の出がわるいままでは凍結防止用の通水で使うと消雪用に池へまわす水が細ってしまう。この水は発電所の用水トンネルからの抜け水で少し土砂が混じる。何箇所か枡を置いて土砂を沈めているのだが先月の工事でトンネルの水が止まったせいか水が濁っていた。土砂を汲み出して落ち着けば春までは濁らない。きょうは上水タンクには入れないが何日かすればいい水になる。明日は天気がいいようなので第一水場のもうひとつの工事を続けてもいい。この水は土砂はなくいい水だから通年確保していれば水不足はなくなるはずだ。それに第二水場の水を予備にすれば水の心配はなくなる。でも水は大切だけれど水が脅かす災害にも見舞われている。功罪相まってということか。

2013/11/14(木) 急いじゃいかん
 「冬将軍到来、黙って迎え撃つ、何度でも屋根に上がる覚悟はできている。」越後小国の友人からエールがとどきました。
 仕事に1時間も遅れてしまった。休もうと考えたのだがそれでも来てくれと言ってくれた。
 索道は雪がワイヤーやロープに付いて重く進まない。まずカゴだけを先に対岸に送りワイヤーの雪を落とす、引き戻してから右岸に渡る。さてそれからなのだが車の雪を払ってまず堰堤の上を進みますとこれが意外に走るのです。ここは雪が少なかったようですが仁成館への上りになるとバンパーにかかった雪が走行を阻みます。こうなるとスコップでタイヤ接地面とバンパーに掛からないように雪を掘りに掛かります。約80mほどの距離なので何回かに分けて斜面を上り切りました。疲れるのはしょうがないけれどとにかく上りきったのだからよかった。ちょっとした判断ミス。12日の雪の降り方を見てちょっと安直に車を下げたこと。13日の予報で昼には雪は止むといったことを信じたかったので車のことは緊急性を感じなかったこと。やることが多くてひとつまたひとつとこなしていくことに気が行ってしまうのです。でもこの体験は勉強して経験にして仕舞っておくことにします。
 あんまり急がない。こうなったら急いじゃいかん。と学びます。

2013/11/13(水) 11月13日なんだがな〜
 気温は0度(8時)積雪は30cm、多いところで50cm。11月13日のことです。この寒気はちょっと強かったようです。3時頃まで止みませんでした。
 昨日の雪はふわふわと舞っていたものだから気を許して湯の下まで車を下ろしました。明日は動かせないでしょう。今は雪の下です。
 もちろんこの雪は消えます。ですが明日明後日というわけには行きません。しばらくは雪のなかで暮らすことになります。だからきょうはふてて寝ていようかとも思いましたが玄関に回した消雪用の水の出が悪くパイプに詰まったゴミを流し、ついでに池の掃除と2尾のこった魚を川へ返さねばなりません。また上水の出が悪くなったので去年の工事の水を開きます。これはパイプに空気でも入ったのか勢いがありません。これは雪が消えてからということにします。台所裏の雪囲いを完璧にして、玄関の屋根の雪を下ろします。でも11月にやることではないのだけれどなぁ〜
明日も仕事には出られないかも。まだ11月の13日だというんだがな〜

2013/11/12(火) 雪は終日降ります
 昨日昼頃から降り始めた雪は今朝になって15cmほどの積雪になりまして仕事に向う僕は索道のワイヤーに積った雪を力任せで乗り越えなくてはなりません。渡り終えるのに5分ほど掛かります。雪の日の仕事はなかなか大変です。対岸に渡るのがですが。
 寒い1日で指先やら足先が痛くて慣れるまで時間が掛かります。でもこんな時にやれることはそう多くはなく無理をしてもいい仕事は出来ません。みんなで寒い寒いといいながら助け合うのです。
 ところで昨日の仕事は自分でもよくやったと云うことで特に水場の集水がこの後出来れば最高なのですが今回の寒気が過ぎて天気が落ち着けば作業は続くのですが…

2013/11/11(月) どうにか!
 雪が近づいているので今日は大忙しに働いてみた。僕は今日ガンバッタと思う。
 朝のうちは日も出ていたので9時からアスファルト片を敷いたところに最後のセメントを使って目地を塗った。コンクリートミキサーを仕舞ってから水場の水量UPを考えて集水システムを水場に背負い上げU字溝を埋め込んだ。この水を引っ張ってこれれば大きな力になる。この頃から雪が降り出し積るように勢いを増した。看板を外して片付け、軽トラを仁成館側に避難させる。ついでにお湯に入れてもらって索道で帰ったのだがワイヤーに雪が積もって大変に疲れる。で4時前に帰り着いてほっとしている。
 後は池の掃除、ひとつ残った岩魚を川に放してやって、右岸の手すりを外してシートに包む。索道駅舎の雪囲い、もっきりやの雪囲い。玄関前の雪消し用の通水。桜の苗木の雪対策。後は何だろうか。でも雪のなか何とか間に合ってホッとしている。こうでなければここでは暮らせないのだから。

11月絵日記の続き


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