|
2013/11/07(木)
山の歩き方
|
|
|
紅葉の終わった枯れ果てた山を見るのなら今日だと渋沢まで出かけてみた。もう冬だというのにこの道で働く人たちに挨拶をしてズンズン奥へと進んだ。石楠花には春へ向けてのつぼみが見られたし落ち葉が山道をこころよく被っていた。上着を着てカッパを着てそれで山を歩いてもあせはかかなかった。日が短いのをのぞけばこの時期が何といっても静かな姿だろう。山の頂上を目指す人やワイワイと自然の中で楽しむ人たちの季節が済んで雪の来る少し前の間。今が山の達人の別天地だ。もちろんそんな頃にこの水平道を歩く人はいなかったけれどこの国の登山者達の幅の狭さだろう。山はひとりで歩くものだと僕は思っている。 帰りになって雨が降り出して一時激しく降りこめる。カッパを通すような雨がちっとも嫌でなく心地よかった。こんな頃ひとりで山を歩く。いいんだがな〜。 車に乗ろうとしてパンクに気付いた。はや、闇の中でのタイヤ交換も面白いものだ…
|
|
|
|