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2013/11/20(水)
こんなさ〜びし〜い田舎の村で
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若い頃から使っていた古いメガネを福井のささき工房に送って直してもらった。耳に係るじゃばらのツルが壊れたのだがそれを直してもらった。値段も安く良く直った。冬のトイレ用に携帯ウォシュレットも今日届いた。何だってここには届く。ただ直接には届かないけれどこれでいい。東京でウロチョロして疲れるよりかズッといい。皆さんは寂しくないかというが僕はちっとも寂しいとは思わない。ときどき思い出したように街に出て友人とあったり映画を見たりすればなんの不満はない。そりゃ何となく詰まって泣きたくなる時はあるけれどそんなときは泣けばいいと思っている。泣いてしまえばすっかり忘れて毎日のやらなければしょうがない仕事を順々と片付ければそれでいい。そんなにお金も使わない。もっともお金を使うのはあんまり好きじゃないからいいとおもう。もう少し歳をとりさえすれば病気になっても仕方がないと諦めればいい。「秋刀魚の味」最後の台詞に「ひとりぽっちか〜」というのがあるけれどみんなひとりで生まれてきてひとりで死んでいくしかないのだからと… ここに僕の後にやって来る人には「だから今のうちに何でも見て来い。どこにでも出かけて来い。やるべきことを済ませたら、それに飽きたらもっきりやに来ればいいのだから」とエールを送る。ただもう少し僕はここにいるけれど。まだここでの暮らしに僕は飽きていないので、もう少し待ってくれ。そのうち僕もきっと飽きるから…
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