|
2013/11/02(土)
カメムシ考
|
|
|
屋号「すわり」の福一さんは奥方ともども玄関前に座り込んでいた。「何したの」と聞くと「いや、カメムシの奴が多いのでバルサンを焚いているのだ、多い、多い」と飛んで来るカメムシをサンダルでたたいている。この辺りのカメムシはクサギカメムシ、アオクサカメムシ、オオヘリカメムシ。それと俗にエメラルドカメムシたぶんトゲヘラカメムシなどがいる。もっきりやを襲うのはクサギカメムシで厄介の奴なのだが今日福一さんを悩ませていたのはエメラルドカメムシだった。こいつの出す匂いは油っぽい臭さで小さい分動きが早く一番困った虫なのだ。ただこれは日当たりのいいところに集まるようで先日の渋沢の見張り小屋にはびっしりと外壁についていた。和山や切明のような日辺りのいいところには越冬するために家の中に入り込もうと大変な数だ。 ところがもっきりやには以前からこれはいない。ここが日当たりの良くない立地のせいだが悪いことばかりではないと感じた。 タイヤを交換しようと思っていたのだが対岸には多くの人もいるようだし、まだ雪は来ないと踏んで一週間延期することにした。たぶん大丈夫だろう。チェーンだってあるのだから。
|
|
|
|