来るなら来てみろ もっきりや
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2013/11/30(土) 今年も攻めてみた
 師走になるな〜
 今年もずい分とこの家の手直しをした。春に居間の根太を直して床の強化を行なった。夏に「鷺」の間、居間のフスマを張り替えた。秋にはもっきりや道のS字カーブと台風で削られた走行部分にコンクリートを打った。10月になると台所脇の廊下にフローリングを張り足した。そんなにお金が掛かったのではないけれどそれなりの出費はしょうがない。結局住みやすくなったのだから進化したということだ。自分でも出来る仕事もあったけれどひとりではなかなか腰が上がらない。それに餅は餅屋できれいに仕上がった方が気分が良い。どこで暮らしてもお金は掛かる。生きたお金を使ったということだ。
 来年は居間からの廊下と天井を直す予定だ。それともっきりや道のコンクリート打ちは続けなければならない。これもお客さんのためというより自分のここでの暮らし安さのためだ。何となく戦争をしている気分だ。攻めなくなってしまうと何となく負けたような気持になる。いい気持でいなければここでは僕はいられないから。そして十分住みやすい基地になったら全部ただで上げるからその時は手を上げなさい。もう少し先になるけれど。
 昨日水場を見に行ったけれど11月の工事をしたところの水は結構たくさん流れていた。この調子だと来春に確認工事を行なえばここの水は安定するはずだ。集水枡を大きいものに取替えたりすれば大丈夫だ。この水はいい水でお金も掛からない。ただメンテが大変だけれど当たり前だ!
 今朝は2cmほどの雪が積もった。日が差してほとんど消えたが根雪になりそうな気がする。

2013/11/29(金) 冬の準備より、春の準備を!
 まぁ〜掃除と便器磨きは出来なかったが側溝の土砂上げや水場の確認、右岸駅舎のスノーダンプの取り付けはやりました。だけれどもいつもの冬のように昨日などはストーブをつけてゴロンと寝そべっているばかりでこれではまずいと感じた。だからというのではないけれど今日のような晴れ間は値千金でちょっと気になったことが出来たのは得をしたと思う。
 3時に対岸に渡ったついでに盗み風呂をして帰って来ると風が北に変わってパラパラと雪が舞ってきた。その後雪は止んだけれど降る条件の寒さは強まったようだ。明日は降るかな。
 今年はひとつ雪の間に春を探して、季節を感じられるようにしなくてはいけない。毎年ごたごたとしているせいで春を待ち焦がれるといった感覚がなく、気がつくと短い桜の時期も終っていたりする。せっかく雪深い山間地にいるのだからもっと春を感じるように暮らさなければいけないと思った。冬の準備も大変だが春の準備も本当は忙しいはずだ。もっと春を!と今のうちから準備しなければいかん。
 旧仁成館には裏手に温泉神社があってご神体の薬師様がいます。これがそうです。写真を消してしまいましたので。

2013/11/28(木) 本年の仕事を終えたり
 ぱらぱらと降る雪のなかで最後の仕事を終える。来週は手伝い仕事もあるというが本線での仕事は終了する。何となく長かったが終えてみるとまっいいかといった所だ。もっきりやはこれからも今の料金体制で行こうと思えるのはこの仕事があるからだし来年からは少しだが年金も入る。好きなことをして来た僕はさして多くの年金があるわけではないがそれでももらえるものは笑顔でもらうのだ。若い頃は年金なんてもらえるまでは生きていないと信じていたのだけれど、そりゃ若いという世間知らずの経験のなさだから仕方がない。でもっきりやのこれからも今までと同じでいいと考える。消費税の免除がなくなると困るがそれはそのとき考えよう。皆さんからのご指導を得て。僕のような老いた独り者はそんなに欲しいものはない。靴下とパンツとシャツぐらいだから。
 明日はお休みになるのだから部屋の掃除、洗濯、もっきりや道の側溝のゴミを片付け水場の確認でもしよう。それに便器の掃除。仕事に出なくて良くなればそんな仕事は鼻唄を歌いながらやってやるのだ。明日は昼から晴れるという。結構じゃないか。

2013/11/27(水) 一日の晴れは値千金
 「ローマの休日」を見てから寝た。やっぱりヘップバーンはきれいで可愛いな〜。とおじさんは思ってみていた。脚本はDトランボ。アメリカの赤狩りで映画界を追放された脚本家でグレゴリーぺックは赤狩りに反対した俳優だった。それはいいけれどこの映画は何時見てもいい娯楽作品で人と人が信頼できる世界を作り出した作品だという。ひとりで寂しいと思ったときはこういった作品を見るのが僕のスタイルです。
 今日はいい天気でこの時期の1日の晴れは10日の意味があると福一さんが話していました。いつ雪が降るかがこの地区の愁眉の旧だけれど考えたとしてもしょうがない。今日天気が良ければ10日も得をしたということです。
 渋沢に向う高橋橋は橋の踏み板が外されていました。6月までは使えなくなった訳です。山の端はすっかり葉が落ちて稜線がはっきり見えます。少しの間ですがなかなかいい感じでもあります。山の木々も何時雪が降ってもいいという感じです。
 6時で外は5度、南風

2013/11/26(火) 仕事は生活のためだ!
 来月になれば東京に出なければならない用事がある。人とも会う。一杯のみに出る日が続く。ここでは買えないものも、直さなければならないものも出てきた。だからこの時期の頼まれ仕事を断るわけにはゆかない。生活を面白くさせるためにはお金がいるのだ。でも今日のお仕事はちょっと大変で水力で起こす電力のメンテナンスだった。でもそんなにかっこいいものではなくこの秋の台風や大雨で閉ざされた取水口に詰まった土砂を手っぱ(手仕事)で除去するわけで疲れる仕事になってしまった。冬の間は雪に埋もれてしまうわけで積る前にやり終えておかなくてはならない。都会でぬくぬくと冬を過ごす人々のための作業である。大変な作業だけれども、それほどおおげさに云てはいけないのだが、作業をしながら思うことはシベリヤで亡くなった僕の伯父もこんなことをやっていたのだろうかと…でもマァ〜結構面白がってやっているのだ。
 疲れたから今日は楽しい映画を見て寝てしまおう。因みに昨日は「父と暮らせば」。今日は「ローマの休日」です。洋物といってもポルノではありませんです。

2013/11/25(月) 風に追われて
 昨夜から強い風にまかれていた。風は終日止まず、ガタゴトと家を揺らした。南の風なので震えるような事はなかったが今ごろの南風は温かいこともない。
 玄関前の消雪用の水の流れを杉の葉が散らかって排水孔を塞いでいる。この風で中津川にはとめどなく落ち葉が流れ落ちている。山の木々もほとんど裸になって行く。何時降ってもおかしくないし何時積ってもビクつくこともない。なんとか準備を終えることが出来たせいだ。やはりこの時期は遅くとも11月の中ごろまでには終えていなければ安心出来ない。なかなか思うように行かないけれどそれでもやり遂せなければならない。今年は友人に手伝ってもらって積みおえた薪がポイントだった。あれでずーっと気持が落ち着いたのだ。
 昨日はおでんを作って「大いなる旅路」だった。国鉄の機関車運転手の人生で何回かうるっと気分が高じた。今日もおでんの残りを突いてお酒を二本ばかり飲んでみるか。今日は洋物かな。

2013/11/24(日) 床屋に行って買い物をして
 一日仕事だ。9時にここを出て帰りは4時を回っていた。これが面倒なことでもある。
 もう買い込むものはないと思うのだが、まず灯油やら酒やら何だかんだと買い込んでみると春まで何もいらないなと感じた。雪のなかに閉じ込められていると外に出るのが面倒で出なくてもいいように準備する。ちょっと性格なのだと思うが何時も余計に心配になってしまう。この冬もこれでふた月は町に出なくてもいいようだ。こんなに心配することはないのだけれどどうも気が小さい。まーでもみんな必要なもなだと考えている。これで良し。
 川西街道では12日に降った雪が雪崩れていて通れなくなっていた。荷物を索道で運ぶのは面倒なので車が通れるように雪を切ってギリギリ通って来た。落ちれば100mは何もないのだからいい気持ではなかったが通った。
 さて来週を過ぎれば仕事もなくなると思うので羽根を伸ばせる。朝は8時まで寝て夜は日付が変るまで起きていてやろう。これからがパラダイスだ。

2013/11/23(土) 一日の仕事を終えたり
 ちゃんと予定はこなしました。昨日の雪はここで1cm。すぐに消えました。でも3回目の降雪でこれから降る雪は根雪になってもおかしくはありません。
 トイレの水を切りまして、便座を替えまして、冬季中に凍結を予防するために蛇口に通水しました。駐車場の落ち葉を掃きだし、仁成館の旦那に手伝ってもらって軽トラを屋敷のスノーシェットに置きました。今日は屋敷地区の普請の日で住人が集まって側溝の土砂を上げたり杉を切り出して正月のドント焼き用の杉の葉を集めていたり。僕も屋敷住人なのですがちょっと出作り的に離れているので地区の普請には声が掛かりません。いいのかわるいのかは知りませんがそういうことになっています。道を塞いだ杉の木を仁成館の旦那も手伝っています。仁成館も冬の準備には追われているのですけれど助かりました。
 明日は雪の心配もないようなので買出しと床屋にでも行ってこようと考えています。
 昨日の映画は見ながら寝てしまいました。疲れていたのだろうと思いますが、もう少ししたら仕事もなくなるのだからせいぜい月内は稼いでおきます。

2013/11/22(金) 仕事はどんなものでも辛い
 このところはお仕事に精を出す。だって冬になるとどこからもお金は入ってこない。いま頑張ればちゃんと桜の咲く遅い春がやって来る。
 今日は発電所の導水管設備の清掃で雪が残っているなかでの落ち葉の片付けでは朝のうち手先が凍って痛い中の作業になった。お金を稼ぐのはそんなものでしょうがないと感じながら時計の針の動きばかり気になった。
 昨日はこのところの恒例になっている小津安二郎の「秋刀魚の味」を見た。みち子という娘を嫁に行かせる話しだがこれも良い作品だったと思う。「麦秋」にしても「秋刀魚の味」にしても10年ほどのなかで作られた同じような内容の映画である。冬にはこんな映画をいい友だちと一杯、また一杯と盃を重ねて見ていられたらいいのだけれど…
 そうなると今日は何を見ようかと考える。昨日の作品で岩下、岡田を今日も探してみて見るか。昭和35年の「秋日和」にはチョィ役で岩下志麻が出ている。10秒が記憶に残る。極道の妻達の岩下は最悪だけれどここでの彼女はなかなかいい。
 雨が降っていて雪になるかもしれない。明日のことを考えるとなんとしても雪は困る。でもしょうがない。やらなければならないことは降ってもやるんだ。だから今日は「秋日和」を見る。

2013/11/21(木) 「麦秋」に見入って
 今朝の雪は寒気が通りすぎたせいかここで3cmほどで、屋敷では積ってはいなかったというが雑魚川林道を進むとおよそ5cmの積雪になっていた。
 仕事から帰った日は面倒だからコタツと灯油ストーブで楽をしている。コタツに深く首まで入って昨日は「麦秋」を見ていた。僕が2歳の頃の映画で笠智衆は僕の父親、三宅邦子がきっと母親、原節子は僕の伯母で東山千栄子は母方のおばあさん。上の子供は兄でぐずの下の子がたぶん僕といった感じで見ているのだろう。そうやって見ていると僕自身がまだまったくの子供で何も考えなくてよかった時代の僕の家族を思い出させてくれる。だからいいんだな〜親がいてくれるだけで子供は親の後ろに隠れて世渡りが出来る。親とはそういった存在だったのだと64歳になっても感じられる。親がいなくなると途端に世間の荒波を一身に受けて進まなくてはならなくなる。だから寝たきりでも親は生きてくれていることが大切なのだ。
 明日の仕事が終われば軽トラを雪の当たらない所に仕舞いこんでトイレの水を切ってもっきりや道川西街道の落ち葉の片付けをしてみよう。床屋にも行きたいのだ。

11月絵日記の続き


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