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2015/11/08(日)
静間淡
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きょうは暖かくちょっと外で作業をすると汗をかくようだった。 きのうは友人のようなお客さん達が作るクロムツの刺身をご馳走になって舌鼓を打っていた。だけれどもちょっと酔いが早くきて先に寝てしまった。今年一年の打ち上げのような一日だった。 さて皆さんがタオルを肩に温泉に向かって行った後岸さんと冬の準備をした。小屋の雪囲い、もっきりやの雪囲い、対岸の手すりの撤去だ。小屋に入って何となくボーっとしているとこの小屋のよさに気が付いた。いやいいんですよ。岸さんは「静間淡」自身と向き合う場としてはとてもよいと話した。 「静間淡」とは静かな場所で考えが澄みきっていれば、心の本当の姿が見える。ひまなときに気持ちがゆったり落ち着いていれば、心の本当の働きがわかる。あっさりとして物事に執着せず穏やかでいれば、心の本当の味わいが得られる。(洪自誠 采根譚より湯浅邦弘 NHKEテレ)岸さんが話す静間淡を聞きながら僕はいい仕事をしたのかなとゆっくり小さな静かな室を見回した。
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![](/user/mokiriya/img/2015_11/8.jpg) |
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