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2016/11/27(日) 天野季子現象
 十日町、「いこてホール」に初めて行った。小さい小屋で100人はちょっと無理かなという広さで地方の劇場としては良い大きさだ。
 今年の3月に小林茂監督の「風の波紋」、上映初日の舞台挨拶に呼ばれて出た。その時主題歌を歌った天野季子さんの歌声を聴いて驚いた。声の質がいいのだ。そのコンサートが「いこて」で行われた。
 彼女の歌は愛とか悲しみ未練といった暮らしの中の出来事ではなく、讃美歌のような心の在り方についての導きでもない。地上で繰り返されている自然の動きの前でつぶやくような息吹きの歌である。一本の声の糸が風に吹かれて高くまた低く僕に届いた。
 今どきの歌とは違ったまったく別のところにある新しい歌だと思う。たぶん天野季子の体力や志向が衰えないでいたら10年たてばたくさんの人たちに認知されると考えている。「風の波紋」が与えた感動から「めざめのとき」が生まれた。新しい声を聞いた。
 終わって帰り着いたら11時も半分過ぎていた。おまけにGSがどこも開いていない。燃料を気にしながら今朝もう一度津南に下がって満タンにしてこなければならなかった。
 昨夜録画した「地球タクシー リスボン」を見ていたら変わってしまったリスボンでもいいからもう一度最後にファドを聴きに行きたくなった。古い歌だとしてもこれも充分いい歌だ。


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