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2013/10/25(金)
朝山にかかる虹を見た
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精進落としの酒を飲んでいる。仕事が辛いと思ったときはしょうがない。だから「小樽運河」を聞いてもうおばあさんになった女の方を思い出している。いい時間だ。雪だ、桜だ、汗だ、紅葉だというのはどこかに消えて、ただ自分の生きてきた日々を思い出す。年をとった楽しみのひとつだ。 台風27、28号はさしたる雨も降らせずになんとなく過ぎて行ってくれるようだ。この分だと志賀からの雑魚川林道の紅葉も来週一杯は続いてくれるかもしれない。 秋山郷の紅葉は赤、黄、緑と岩肌の色が混在している。その場所場所での違った組み合わせで見るものの度肝を抜く。 今日は雑魚川林道に一本の木が倒れて道を塞いでいた。長岡ナンバーの車が停まっていた。山ぶどうを採るために木を切っている人間だった。僕は云ってやった。「わるいことをするのならそれなりの準備と覚悟がなければいけない。ぶどうに目がくらんで道を塞ぐ樹木をほっぽいて、他人への迷惑も想像しないで行なう悪事は下衆の仕事だろう。どうする、どうする」と。こんな人たちは結構多い。台風ばかりではなく山は荒れる。
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![](/user/mokiriya/img/2013_10/25.jpg) |
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