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2019/04/20(土)
ストーブもいらないようだ
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昨日、2年越しの約束だった。屋敷の元老漁師のところを訪ねた。ネコ好きのご夫婦は、すっかりネコに囲まれて楽しそうだった。それぞれのネコに名前が付いていて、間違うことなくその名を呼んでいた。 秋山の狩猟は1830年代に秋田マタギがここに入ってから行われるようになったと記憶している。元猟師の彼は戦後25年あたりから猟に出たという。リュウ沢には300ほどの岩の洞窟があってそのうちの30ほどの洞窟を根城に猟を行ったという話などをカメラを前に語ってもらった。 もっと早く聞かなければいけなかったのだがカメラを揃えたり器械を使いこなし、それをDVDに落としてに渡すということを一連の流れでやろうと思っていたら2年もかかってしまった。まったくの素人なので今も何の技術もないが時間切れになる前にと始めたのだった。 その夜は友人のように気心の知れた植物カメラマンが来て ぐずぐずと酒になった。 今朝も良い天気でカメラマンは玄関前のウスバサイシンの新芽を指差してくれた。冬用の敷毛布を洗濯して、玄関前の消雪用の水を止めた。川西道ともっきりや道を見に出る。川西道は切ってあったけれどその後で壁が崩れて道をおおっていた。もっきりや道はまだ雪の下だ。ここまで車を下すのはやはり平成が終わってからということになる。 花瓶に差した湯の桜はほころび始めた。
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![](/user/mokiriya/img/2019_4/20.jpg) |
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