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2016/01/17(日)
寒いのは心に残る
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寒いことは寒い。寒暖計は−6℃なのだから寒さという意味では例年の冬と同じだ。ここで僕が覚えているのは−13℃。それは寒い日だった。今日の温度と言うのは大寒の辺りの寒さから比べればまだいいのだけれど−13℃も−6℃も同じようなものだ。そうじてひと言「寒い!」で済む。 明日は関東でも雪だとTVなどでは言っているが、ここの予報はそれと比べると差ほどではないかもしれない。東京は降ったら忙しいことになるのだろうが。 さて日記に書くことがないということに気が付いた。でもしょうがない、今 見た木下恵介作「陸軍」についてなのだが。戦時中陸軍の委託を受けて作った映画で木下は軍部の不評で松竹を去っている。田中絹代がきれいで胸元を掻きあわせる仕草が気に入っている。何と言っても出征する福岡の部隊の行進と息子を探して隊列を追う田中絹代はいいなと思う。出てくる男俳優はみんな上手くはないが母親と出征する息子だけが秀逸だ。これだと当時の軍首脳は顔をしかめる。でも没にすることもなく上映したのだ。当時の国民の心情が日本陸軍に勝ったのだろう。時間をかけてだろうけれど。
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