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2014/08/16(土) 貫禄のカブ
 暗くなってずいぶん経ったころ、1台のオートバイが玄関前に下りてきた。時計は9時を過ぎて湿った空気のなかだった。
 おどろいたのは居合わせた3人の客と僕だった。旅する青年は実に人懐っこい笑顔で玄関に立った。
 海外を旅する予定の前に熊本の家族に帰る旅だという。風呂と夕食を作り一杯飲ませて身体を温めさせた。
 きょうは人を頼んで薪割りの予定だったが激しく降る雨に負けてお客さんを見送ってからは本を読むしかなかった。
 旅する青年のバイクはホンダのカブ50ccで36年ほどの前の機械だという。何となくバイクと青年がリンクしていい感じだった。ただ温泉に2時間ほど浸かって帰ってきた青年を乗せたカブ(ロシナンテと僕は名づけた)は玄関前の坂を上れず足で蹴るようにトロトロと去っていった。よくここまで来たと遠い熊本のご両親の心配を思った。


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