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2016/01/13(水) 同じ冬はない 同じ人もいない
 今日は寒いもので寒暖計を伸び上がって見ると−6℃。室内の台所では4℃。暖かいといわれている今年の冬ではもっとも寒い日だった。おもうにだからといって冬とはこんなものだ。ヒトは毎年毎年異なった気候や状況に直ぐ迎合して以前のことを忘れてしまうようだ。それでいつも文句を言うのが好きなのだ。文句とは面白いもので何に対しても文句を言っていれば楽に生きて行ける。落語の小言幸兵衛のようにひとつの予定調和的な生き方なのだとおもう。
 ひとり者にとって文句は自分に返ってくるばかりだからあまり言わないが、その分ひとり怠惰に落ち着く。今朝だって9時を充分に回るまで湯たんぽにかじりついてトイレを我慢しているのだ。寝ていれば腹は減らないし、布団のなかで寒いわけではない。ただ小便だけは限界がある。そこで起きだしてトイレに駆け込むのが一日の始まりとなる。
 降雪あるときの冬、例えば去年はこの頃までに5回は屋根に上がった。前日から予報を見たり雪の状態を観察したりする。当日は線香を上げてから屋根に上がるのだ。気合を入れたり体調を見たり、事故を想定して気をつけたりして作業を終えるのだ。翌日から下ろした雪を何日かかけて除雪をすることになる。大雪の時は一週間近くかかるのだから、5週間も雪と格闘していた塩梅になるわけだ。それが無いこの冬、時間をどう過ごすかという新鮮な体験をすることになる。ここに暮らして21年、越冬をし始めて14年ばかりになるけれど初めてのこんな雪の少ない冬を楽しもうとおもっている。たまにはいいだろう。なに!週末は大雪だと!僕はテレビを消した。


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