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2007/06/11(月)
苦渋の選択
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仕事の休憩中に、部落差別の話が出た。 会社の人「部落差別ってリアルにあるんやねぇ…。」 みんな「え?どういうこと?」 会社の人「なんかね、友達の彼氏が部落の出身らしくてね… 友達のAさんと、元彼氏のDさんの話。(勝手にアルファベットを当てはめました。) Aさんは、数年付き合っている、Dさんという彼氏がいたそうです。結婚を本気で考えて親に挨拶をしたそうです。しかし、Aさんの親は、まだ古い考えの持ち主だったそうで、出身を聞いただけで、大激怒。部落差別の出身だったから。 でも、Aさんは、その彼が大好きでした。別れるなんて考えられずに、その後も付き合っていたら、Aさんの家族は、Aさんをいないものとして扱い、ずぅっと存在を無視。とうとう、過呼吸など、泡を吹いたり体に影響が出たそう。 結局、別れたそうですが、Aさんは親に話を聞いたら、Aさんの父親は離婚を経験し、その元妻が、部落出身だったらしいです。それを父親は知っていて、駆け落ちを同然で結婚したらしいけど、周りに味方もいず、受けるのは差別。それが、家庭環境を悪化させて、離婚に至り、娘にそんな思いをさせたくないっていう気持ちがあったそうです。 会社の人「こんなコトがあったらしいよ」 みんな「へー…。」 人1「まだ、そんなコトを言う人が居るんだね…。人としては何も悪くないのに…。」 沙耶は、その話を聞いて、寂しいというか、悲しい気持ちになりました。みなさんは、部落差別について、どう思いますか? もし、我が子、自分が部落出身の人に惚れたら…そして、それを反対する人が居たら。 いつになったら、差別はなくなるのでしょう。
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