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2010年9月
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2010/09/03(金) ソーシャルワーク関連科目・練習問題
*解答は画面下方に表示されます。ご注意ください。

問題4 集団援助技術に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 集団援助技術においては、参加者の相互作用への集中を乱すおそれがあるため、ゲームなど、所謂「アイスブレイク」は行なうべきではない。
2 グループの初回の集まり等では、全員がお互いの顔を見渡せるように座席を配置し、湯茶などの準備もしておく。
3 グループワークの集まりにおいて援助者は、記録の必要性と自由に話し合ってもらうために、参加者には無断で、開始5分前からテープレコーダーを録音状態にしておく。
4 援助者(グループワーカー)は,専らグループを対象としてプログラムを実施することが役割であって、プログラムの成功こそが最終的な目的である。
5 グループワーカーは専らグループを対象としてプログラムを実施することが役割であるため、個々の利用者との専門的援助関係は、個別援助技術等の、他のサービスに任せるべきである。


問題5 集団援助技術に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 集団援助技術における参加の原則とは、メンバーが各自の能力に応じてグループに参加することを促し、各メンバーがグループ全体の活動を進めるうえで欠くことのできない一員となるように、援助者が援助することである。
B グループワーク過程の「終結期」において、援助者は、終結が近づいた時点でもメンバーの混乱を避ける為、メンバーに対しては終結が近いことを予告するべきではない。
C グループワークの展開過程の「開始期」では、メンバーは希望や期待とともに疑問・不安・緊張などの気持ちが混じり合っている。 
D グループワークの展開過程の「終結期」では、メンバーから、その段階まで表出されなかった最も重要な感情が表出されることがよくある。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×」
2 ○  ×  × ○
3 ○ × ○ ○
4 × × ○ ○
5 × ○ × ×


問題6 障害者の権利擁護(アドボカシー)に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A アドボケイトは、当事者と、利害の対立する機関・施設との間で,中立的な立場に立つことが求められる。
B ソーシャルワーカーが日常的に行っている情報提供は,権利を擁護する重要な方法である。
C 障害のある当事者の仲間がアドボケイトとして代弁する方法を「セルフ・アドボカシー」という。
D ある利用者に、直接サービスを提供しているソーシャルワーカー(援助者)は,サービスに関して、その利用者のアドボケイトにはなりにくい。
(組み合わせ)
A  B   C  D
1 ×  ○  ×  ○
2 ○  ○  ×  ×
3 ○  ×  ×  ○
4 ○  ○  ○  ×
5 ×  ×  ○  ○


============================
<解答>

問題4 答2 ○
1× グループの初回の集まり等では、メンバーの緊張をほぐすためにも、ゲームなどのアイスブレイクの準備も必要である。
3 × もし録音するときには参加者の同意を得ることが必要であり、無断で行なうことは信頼関係を損なうことにつながる。
4 × プログラムは手段にすぎない。
5 × メンバーに望ましい影響を及ぼすように適切な専門的援助活動としての介入を行わなければならない。個別援助技術等と適宜組み合わせる必要がある。
テキストP76、79、83等参照


問題5  答3
B × 終結が近いことを早目に予告するべきである。
テキストP78、P91から参照


問題6  答1  ×○×○
A.×。オンブズマンは「中立的な立場にたって裁定を下す」ものである。しかし、アドボカシーは,「中立ではなく利用者・患者の立場に立って援助・代弁を行う」という点で機能的に異なるものである。
B.○。制度化された権利擁護として、地域福祉権利擁護事業におけるサービスは,@福祉サービスについての情報提供・助言,A福祉サービスを利用する際の手続き,B福祉サービスの利用料の支払い手続き,C福祉サービスについての苦情解決制度を利用する手続き,などである。
C.×。これは「セルフアドボカシー」の説明ではない。セルフアドボカシーは,親や専門家や市民の支援を受けながらも,障害者自身によって進められるものである。
D.○。サービス提供者とそのサービスに関するアドボケイトの双方の立場を同時に担うことはできない。提供者は,利用者と直接的な利害関係があるからアドボケイトにはなれない。


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