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2010/09/26(日)
ソーシャルワーク関連科目・練習問題
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*社会福祉(精神保健福祉)援助技術論・練習問題 4 問題10 次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 A 援助者は、クライエントの消極的あるいは反抗的な態度を批判せず、そのような態度の背後にある不安や不信感などをまず受容したうえで、積極的に援助の手を差し伸べるべきである。 B なんらかの生活問題を抱えている人の全ては、問題解決に意欲的で、自ら進んで専門家や相談機関を訪れると考えられる。 C 専門家や相談機関を訪れることに抵抗や反発を感じているクライエントは、福祉サービスを受けることに対するスティグマを感じている場合がある。 D 拒否的クライエントに対しては、援助者は本人の自己決定を尊重し、本人が自らの意志で相談やサービス利用の申請に訪れるのを待つだけである。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ × ○ 2 ○ × ○ × 3 × × ○ ○ 4 × ○ ○ × 5 × ○ × ○
問題11 次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。 1 集団援助技術のグループの分類の「治療グループ」とは、個人の成長・発達,教育,心理的治療,あるいは個人間の対人関係改善,支援(サポート)などをすることを特徴とする。 2 集団援助技術においては、2人以上の人間がなんらかの共通した意識に基づいて相互に働きかけ合っている状態を「グループ」といっている。それよりも少人数の場合は、グループとして認められない。 3 集団援助技術における社会化的機能をもつグループとは,対人関係能力を促進・改善するために個人を援助をしていくものであり、青少年のためのグループ活動や生活技能訓練(Social Skill Training‥SST)などのグループがある。 4 成長的機能をもつグループとしては,参加者の認知力や洞察力を高める援助をするグループであり、エンカウンター・グループ,自尊感情を高めるためのグループなどがある。 5 利用者の家族は、いかなる場合においてもグループワークの対象とはならないので、ケースワークやカウンセリングで支援する。
問題12 ソーシャルワークに関する次の記述の、空欄A、B、Cに該当する語句として、正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。 今日では、< A >な援助活動として,申請を待つのではなく,援助者が地域や家庭に出向くという< B >の活動の重要性も広がっている。面接構造も面接室ばかりではなく,< C >面接のようにベッドサイドでの面接や,廊下での立ち話なども意識化された面接として認知される。 (組み合わせ) A B C 1 保守的 リーチアウト 課題中心 2 典型的 セツルメント 困難事例 3 予防的 アウトリーチ 生活場面 4 画期的 ケアマネジメント インテーク 5 積極的 ピアカウンセリング 対面形式
======================== <解答>
問題10 正答 2 B× 全てというのは誤りである。自発的クライエントは相対的に少ないと考えられる。 D× 拒否的クライエントに対しても、積極的にアウトリーチ等を行なうべきである。 * テキストP206参照
問題11 答5 5 誤り 家族など関係者のグループを「サポートグループ」という。 * テキストP217、219参照
問題12 答 3 Aは予防的、 Bはアウトリーチ、 Cは生活場面 が該当する。 * テキストP207参照
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