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2010/09/12(日)
ソーシャルワーク関連科目・練習問題
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*社会福祉援助技術論・精神保健福祉援助技術論 練習問題 問題22 集団援助技術に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 A 「グループ規範」とは、グループ内のある事態への対応はその規範に基づいて行われることを指し、メンバーに共通の判断枠組みとなるものであり、成立した規範はメンバーの行動を規制していく。 B 「エンカウンターグループ」とは、ソシオメトリーと同様にモレノが創始した集団精神療法の一技法であり、即興的に舞台(ドラマ)で、さまざまな役割を患者に演じさせることで、内的葛藤、洞察へと導き、新しい役割を学習させていくことをねらいとしている。 C 「グループの凝集性」とは、グループのまとまりのことであり、グループ内にメンバーを引きとめるように作用する総合的力のことである。 D 「われわれ感情」とは、グループのメンバーがもつ仲間意識や一体感のことであり、具体的にはメンバーがグループ内で共有する意識や感情のことである。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ × × × 2 × ○ × ○ 3 × × × ○ 4 ○ × ○ ○ 5 × × ○ ×
問題23 集団援助技術に関する次の記述のうち、空欄A、B、Cに該当する語句として正しい組み合わせを一つ選びなさい。 集団援助技術において、「 A 」とは、あるメンバーの行動、態度、判断を、そのグループやほかのメンバーが期待する方向に変化させることである。変化させるように働く影響力を「 B 」という。また、その結果変化した行動を「 C 」という。 (組み合わせ) A B C 1 同調 グループ圧力 同調行動 2 解離 グループ力学 執着行動 3 幻聴 集団圧力 異常行動 4 妄想 社会化 行動変容 5 自助 再社会化 行動同調
問題24 集団援助技術に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 A 集団援助技術において援助者は,メンバー自身やグループが持つ葛藤に気づき,それを抑圧するのではなく,必要に応じてその葛藤を表出させることが必要となる。 B 集団援助技術において援助者は、グループのメンバー自身が逃避することなく葛藤を直視し,主体的に取り組めるように支持することが必要である。 C グループのメンバーにとって,援助者の支持がある場面で葛藤の解決方法を学べることはきわめて有意義であり,社会的成長を促進させることにつながる。 D 集団援助技術に関する「ヘルパー=セラピー原則」とは、グループのメンバー自身やグループ内での葛藤に対して,メンバーが自分たちで解決できる方法を見出せるように援助者が導くことである。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ × × × 2 × ○ × ○ 3 × × × ○ 4 ○ ○ ○ × 5 × × ○ ×
問題25 地域援助技術に関する次の記述のうち、空欄A・B・Cに該当する語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 地域援助技術において、福祉サービスや各種の福祉制度、人的資源、地域住民による福祉活動など、問題解決の手段として役立てる一切のものが< A >である。福祉専門職は、これらの社会資源の情報に精通し、< B >する能力が必要である。また、新たな< A >の開発において、住民の主体的な参加を引き出す為の、< C >など働きかけの力量が求められる。 A B C 1 福祉ニーズ 福祉経営 エンパワメント 2 社会資源 マネジメント 動機づけ 3 ソーシャルワーク 管理 カウンセリング 4 社会資源 ケースワーク 危機介入 5 社会的課題 社会開発 動機づけ
============================= <解答>
問題22 答4 B × サイコドラマの説明
問題23 答1 同調 グループ圧力 同調行動
問題24 答4 D × これは「葛藤解決の原則」の説明である。 リースマンが提唱した「ヘルパー=セラピー原則」とは、「援助する人が最も援助を受ける」つまり他者を援助することによって自分自身の治療や回復につながるといった意味であり、セルフヘルプ・グループの持つ重要な側面である。
問題25 2 社会資源 マネジメント 動機づけ
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