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2010/09/11(土)
ソーシャルワーク関連科目・練習問題
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*社会福祉援助技術論・精神保健福祉援助技術論 練習問題
問題19 コノプカのグループワーク14原則に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。 1 グループ内での(メンバーの)個別化とは、各個人の独自の相違点を認識し,それにしたがって行動することである。 2 メンバーの受容とは、各個人をその個人独特の長所・短所とともに純粋に受け入れることである。 3 グループの個別化とは、集団援助技術のグループを、社会全般における様々な集団とは区別して考えるというものであり、それぞれのグループの独自性を尊重するものではない。 4 ワーカーとメンバーの援助関係の構築とは、グループワーカーとグループメンバーとの間に意図的な援助関係を樹立することである。 5 メンバー間の協力関係の促進とは、グループメンバーの間によい協力関係ができるように奨励し,その実現に力をかすことである。
問題20 社会福祉援助技術の機能についての次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 A 人々が自らの意志を明確にして問題解決の能力を高めるように動機づける。 B 社会福祉制度の目的,サービス内容,援助方法を的確に理解し,人々が自らの問題に立ち向かえるような援助を展開する。 C 人々が自らを生活問題解決の主体であることを自覚し,ニーズに応じた社会資源を活用できるように,援助を展開する。 D 人々の安定した情緒の実現に向けて、彼らの無意識の領域にある葛藤を分析し,治療する。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ × × 2 ○ × ○ ○ 3 × ○ × × 4 ○ ○ ○ × 5 × × ○ ○
問題21 コノプカのグループワーク14原則に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 A グループ過程の変更とは、グループ過程に必要が生じたときにも、絶対に変更を加えてはならないということである。 B 参加の原則とは、メンバーは各自の能力の段階に応じて参加するよう励まし,またその能力をさらに高めることができるよう援助することである。 C 問題解決過程へのメンバー自身の取り組みとは、メンバーが問題解決の過程に参加することができるように援助することである。 D 葛藤解決の原則とは、メンバーが葛藤解決のためのよりよい方法を経験するように援助することである。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ × ○ × 2 × ○ ○ ○ 3 × ○ × ○ 4 ○ ○ × × 5 × × ○ ×
============================ <解答>
問題19 答3 3 × 集団援助技術における多種多様のグループをそれぞれ独自のグループとして認識し,独自性を尊重し、それにしたがって行動することである。 授業レジュメ3−3等参照
問題20 答4 ○○○× A.○。Bの解説参照のこと。保護の対象でしかなかったと感ずる人々が,パワーを自ら獲得して主体的に自立を図っていくというエンパワメントの発想に基づく援助は重要である。 B.○。問題解決の主体はあくまで利用者であり,利用者自身が,何が問題かを自覚して,その問題解決に向けて考え,行動できるように側面的な立場で援助することが重要である。 C.○。利用者が問題解決に必要な社会資源や福祉サービスについての情報を活用できるように提供し,利用者の選択と自己決定を支援する役割がある。 D.×。これは精神分析の説明である。
問題21 答2 A × グループ過程の変更とは、グループ過程に必要な変更を加えることである。
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