社会福祉士 受験支援セミナー 日替講座
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2010年11月
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2010/11/30(火) 前回セミナーの復習:ソーシャルワーク関連科目・練習問題
*前回(第3回)セミナーの復習です(ソーシャルワーク関連)。

問題10 一般システム理論にかんする次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして、適切なものを一つ選びなさい。

 一つの対象をシステムとして捉え、他のシステムや要素との相互関係を排除するとき、もしくは、ある特定のシステムとその内的要素のみの相互関係に限定するとき、これを「閉鎖システム」と呼ぶ。これに対し、一つの対象となるシステムが他の様々なシステムと相互関係をもち、それによってシステム内部に変化が起きるものとみなすとき、これを「開放システム」と呼ぶ。このうち一般システム理論が対象とするのは( A )である。
 システムは環境や他のシステムと資源・情報・エネルギーを交換する境界をもつ。この境界(相互接触面)を( B )という。
 また、システムはそれが最小のシステムでない限り、より小さなシステム要素よって構成され、同時にそれが最大のシステムでない限り、さらに大きなシステムを構成するシステム要素である。システムをこのように捉える概念を( C )という。

 (組み合わせ)
A B C
1 閉鎖システム   シナジー   総和性
2 開放システム インターフェイス エントロピー
3 開放システム フィードバックループ ホロン
4 開放システム インターフェイス ホロン
5 閉鎖システム フィードバックループ エントロピー


問題11 ソーシャルワークの記録を書くうえでの留意点として、適切なものを一つ選びなさい。

1 記録とはあくまで文書であって、図や表を組み込むことは適切ではない。
2 利用者や家族の言動と援助者の言動は、明確に区別して書くべきである。
3 場面によってスタイル(逐語的か要約か等)を変えることは避けるべきである。
4 正確に書くことが大切なので、記録者が見聞きした情報のすべてを漏れなく書くべきである。
5 面接中はクライエントの話しを傾聴することが重要なので、メモは一切とるべきではない。


問題12 次の文章は、B.ソロモンによるエンパワメントの定義である。空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして、適切なものを一つ選びなさい。

エンパワメントとは、( A )されている集団の構成メンバーであることによって加えられた否定的な評価によって引き起こされた( B )を減らすことを目指して、クライエントもしくはクライエント・システムに対応する一連の諸活動に( C )が関わっていく過程である。

    A       B        C
1 活動制限   社会的不利    すべての市民
2 参加制約   機能障害     クライエント自身
3 スティグマ化 パワーの欠如状態  ソーシャルワーカー
4 スティグマ化 社会的不利   クライエント自身
5 活動制限   パワーの欠如状態  ソーシャルワーカー


問題13 次の記述のうち、エンパワメント志向のソーシャルワークの特徴として、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A エンパワメントは、クライエント自身が問題解決の主導者であることを前提とし、ソーシャルワーカーの援助を一切必要としない。
B エンパワメントは、クライエントの潜在能力や能力の強さに焦点を当てる。
C  エンパワメントの視点は生活モデル(生態学的視点)の実践展開に方向性を与える側面がある。
D エンパワメントは、ミクロの個人的問題ではなく、マクロの社会構造の改革や社会構造の変革にのみ関わる。
(組み合わせ)
A B C D
1 × ○ ○ ×
2 ○  × × ×
3 × ○ ○ ○
4 ○ ○ × ×
5 × × × ○


==========================
<解答>

問題10 正答 4

問題11 正答2

問題12  正答 3

問題13 正答 1
A× ワーカーは側面的援助に徹するのが原則だが、「ソーシャルワーカーの援助を一切必要としない」とまではいえない。
D× 「エンパワメントは、ミクロの個人的問題に対する心理調整と、マクロの社会構造の改革や社会構造の転換という、両者の援助に同時に関わる」
 B C が正しい。


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 内容:地域福祉論を中心とした、各科目共通の基礎事項の確認。
  ソーシャルワーク関連科目、公的扶助論の完結編
  模擬問題もあります。
  今回は、関屋光泰(当サイト編集者)が担当します。

*受験を予定しているお友達・お知り合い、同じ学科の方々に転送をお願いします。


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