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2010/11/26(金)
ソーシャルワーク関連科目・練習問題(歴史)
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*社会福祉の歴史は、当サイトの10月30日から、11月13日までの記事で、要点を確認して下さい。
*ソーシャルワーク関連科目(援助技術論)・歴史に関する練習問題 2 問題10 社会福祉援助技術の専門化のきざしに関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
1 1898年にはニューヨーク慈善組織協会で、最初の有給職員に対するソーシャルワーク夏期講習が行なわれ社会福祉専門教育の発端となった。 2 1915年の全米慈善・矯正会議におけるA.フレックスナーの報告は、ソーシャルワークが専門職としてすでに確立しているということを報告したものであり、その後のソーシャルワーク発展の契機の一つとなった。 3 1905年、1905年,マサチューセッツ総合病院のキャボット医師によってソーシャルワーカー(「ソーシャル・アシスタント」)が採用されたことは、医療ソーシャルワークの発端の一つである。 4 セツルメント運動等を通して科学的・専門的知識と系統立った援助技術の必要性が明らかになり、そのことが社会福祉援助技術の専門化の直接のきっかけの一つになった。 5 当初ほとんどがボランティアであった慈善組織協会(COS)の友愛訪問員が有給職員として配置されるようになったことは、社会福祉職の専門化のきざしの一つと考えられる。
問題11 ソーシャルワークにおける「ワーカビリティ」の意味に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 ワーカーの社会福祉実践能力のことである。 2 クライエントのワーカーに対する評価のことである。 3 クライエントの問題解決に向かう能力であり,また自発的に援助を受け問題解決を目指すクライエントの動機づけ、問題解決の機会をさす。 4 ワーカーが属する組織、機関の専門的機能のことである。 5 ワーカーの援助技術の総量を意味するものである。
問題12 次の記述のうち、「診断主義(診断派)」ケースワークの特徴として適切でないものを一つ選びなさい。
1 利用者の問題の心理的側面を重視する。 2 面接を重視した長期的援助を重視する。 3 パーソナリティの発達に焦点を当てた過去の生活史を重視する。 4 「開始―中間―終結」の時間的展開を重視する。 5 援助者の主導性を重視する。
========================== <解答>
問題10 正答2 2 × フレックスナー報告は、「ソーシャルワーカーはいまだ専門職ではない」という内容である。 * テキストP85参照
問題11 正答3 * テキストp.97参照
問題12 正答4 「開始−中間−終結」の時間的展開を重視するのは「機能主義」ケースワークである。「診断主義」ではリッチモンドが示した「調査―診断―治療」の過程が重視される。 *テキストP89〜参照
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