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2009/08/13(木) ソーシャルワーク関連科目・ポイント
*社会福祉(精神保健福祉)援助技術論・ポイント
<個別援助技術>
■ケースワークの援助過程
*アセスメント(15・17回試験出題)
・ソーシャルワークやケアマネジメントの過程において,クライエントや家族,仲間,地域社会における状況について情報収集し,問題の所在や問題の相互作用を分析し,解決への方向性を得るプロセス。アセスメントに関してはさまざまな見解が示されており,情報収集の結果と問題を認知する過程,問題状況の全般的把握・理解の段階,問題状況におけるさまざまなレベルの相互作用の直線的・円環的因果関係の解明などがその主なものである。
 介護保険事業では,解決すべき課題(ニーズ)を導き出すために,介護や支援を必要とする背景や要因を引き出す目的で,利用者や介護者に関する情報を収集・調査し分析することをいう。調査対象は生活に関係する分野で,心身の健康,ADL,IADL,住環境,家族・介護者の状況,経済状態,社会参加,近隣関係など幅広い領域におよび,必要な調査項目のチェックもれがないように各種の団体等がアセスメントチャートを開発している。ケアマネジメントに着手した最初の段階で行う初期アセスメントばかりでなく,サービス利用開始後に状況の変化をきめ細かく把握する再アセスメントも大切である。アセスメントはケアマネジャーが一人で行うものでなく,関わるチームメンバーが直接または間接的に把握している情報も集約し,共通認識にたつことが大切である。ただしプライバシーは守らなければならないので,事前に当事者の同意を得るとともに,アセスメント情報の管理や取扱いについても配慮が必要である。

*ニーズ・アセスメントとは、社会福祉実践において,サービス提供の前段階においてなされる査定・評価のうち,中核になる部分である。まず当事者や家族などから情報収集を行い,「当事者が認識している生活問題」「家族の視点から捉えられた生活問題」などを把握する。さらに専門職自らは,これら当事者や家族が述べる生活問題を一定の基準に照らし合わせて理解する。多角的に集められた情報は,専門職によって多元的,有機的,包括的に捉えられ,明確化される。ニーズ・アセスメントとは,この段階で行う生活問題の背景の特定(要因分析)である。分析の際,当事者のライフコース,ストレッサー,コーピングの力や,現存する対処資源,周囲の支援システムやコミュニティと当事者の関係,について考慮する必要がある。このような背景(要因)の特定化によって利用者や家族のニーズの個別性の把握が可能になり,より利用者にフィットしたサービスが提供できるようになる。

*プランニング(15・17回試験出題)
・クライエント・システムの抱える問題のアセスメントが終了し,クライエントとの間で援助契約が結ばれた後,どのようなかたちでクライエントの問題解決を行っていくかという援助方法の計画をすること。クライエントの抱える問題の種類によって,援助プランニングの内容は変わってくる。援助プランニングでは,次の段階である介入が正確に行われるよう,誰が何をいつどのように実施していくかを明らかにしておくことが必要である。

*ターミネーション(15・17回試験出題)
・援助過程の最終段階である。アフターケアの計画を立て、新たな問題が生じた場合に受け入れ準備があることを伝える必要がある。


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