社会福祉士 受験支援セミナー 日替講座
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2009/04/08(水) 現代社会と福祉・練習問題・ポイント
*練習問題

問題5 次の記述のうち、正しいものに○、誤っているものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 現在の社会福祉サービス供給主体は、多元化の傾向がみられる。
B 社会保障制度審議会は、社会保障を「国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民に健やかで安心できる生活を保障することを目的として、公的責任で生活を支える給付を行うもの」と定義している(1993年)。
C 世界的に、「社会保障」という言葉の意味するところ、つまり社会保障の定義、制度の範囲・内容・対象者、その給付水準は、全ての国家や地域において共通である。
D 日本国憲法第25条第1項は「すべての人間は,健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と規定している。
《組み合わせ》
  A  B  C  D
1 ×  ×  ×  ○
2 ○  ○  ×  ×
3 ○  ×  ○  ×
4 ×  ○  ×  ×
5 ×  ○  ○  ×


問題6 次の記述は、社会福祉法(第3条)に規定された福祉サービスの基本的理念であるが、空欄A、B,C,に該当する語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
 福祉サービスは、個人の< A >の保持を旨とし、その内容は、福祉サービスの利用者が心身ともに健やかに育成され、又はその有する能力に応じ< B >した日常生活を営むことができるように< C >するものとして、良質かつ適切なものでなければならない。」
<組み合わせ>
  A     B     C
1 権威   自立   指導
2 尊厳   堕落   指導
3 威厳   依存   支援
4 尊厳   自立   支援
5 権威    自律   指示

問題7 次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
1 日本における社会保障の範囲について、従来、機能別に、所得保障、社会福祉、医療保障、公衆衛生の4部門とするのが通説であった(労働保障を除いた場合)。
2 「世界人権宣言」(1948年国際連合第3回総会にて採択)では、「すべて人間は、生まれながらにして自由であり、尊厳と権利において平等である」と提唱された。
3 「児童の権利に関するジュネーブ宣言」(採択1924年、国際連盟総会)において、「児童は、身体的ならびに精神的の両面における正常な発達に必要な諸手段を与えられなければならない。」等が提唱された。
4 「スティグマ」とは、主体的な生活を諦めた無力状態に陥った人々が、再び本来持っている力を取り戻し、自らの問題解決の能力を強めていこうとする援助・視点である。
5 「ウェルビーイング」とは、人間としての良好な状態が続いていることを指し、人権の尊重と自己実現として解説されている。



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<解答>

問題5 答え 2
AとBが正しい
C、社会保障の給付水準など共通しない。
D 正しくは「すべての国民は」

問題6 答え 4
Aは尊厳、Bは自立、Cは支援が、該当する。

問題7 答え4
 正しくはエンパワメント

<ポイント>
*世界人権宣言
 1948年12月10日国際連合総会で成立した宣言で,前文と30条にわたって,個人の基本的自由,労働権,経済的・社会的・文化的権利,生存権等が規定されている。条約でなく法的拘束力をもたないが,人権保障の国際標準を示すとともに国際化に大きな意義をもった。

*国際人権規約A規約
 国際連合は,人権保障の実現を図るため,法的拘束力をもつ条約として,1966年12月の総会で国際人権規約を採択した。それはA規約とB規約の二つの条約からなり,参加国数の関係で1976年に発効した。日本は1979年6月に両条約を批准して加盟した(昭和54年条約6号・7号)。A規約は,福祉に関連した社会権を内容とする「経済的,社会的及び文化的権利に関する国際規約」で「社会権規約」ともよばれる。このA規約は,加盟国の実現に向けての努力を規定するものでプログラム規定の性格が強くなっている。そのため,実施状況を監視する「規約人権委員会」の設置,政府報告書の提出義務づけなど,条約の実効性確保の配慮がなされている。さらに,国連はA規約をより発展させ実効性を高めるため「障害者権利宣言」「障害者に関する世界行動計画」「高齢者国際行動計画」「児童の権利に関する条約」などの国際的な取組みを行っている。


<こちらも学習にご活用下さい。>
■公的扶助論(生活保護制度)web講座
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1225585731/
■社会福祉の歴史 web講座
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1226020506/

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