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2009/03/07(土)
公的扶助論・練習問題&ポイント
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公的扶助論 練習問題 <社会福祉士、精神保健福祉士 受験対策 練習問題>
*解答は下方に表示されます。ご注意ください。
問題1 正しいものに○、誤っているものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選べ。
A 公的扶助の給付は、社会保険等による各種の所得保障給付に先行させるのが原則である。 B 公的扶助は、最低生活需要に対する補足的給付を原則とする。 C 公的扶助において、資力調査(ミーンズテスト)は、その給付の開始後に実施するのが原則である。 D 公的扶助では、親族等による扶養義務の履行を、その受給要件としないのが原則である。 A B C D 1 ○ ○ × × 2 ○ × × ○ 3 × ○ × × 4 × × ○ × 5 ○ × ○ ○
問題2 正しいものの組み合わせを一つ選べ。
A 公的扶助は、素行調査(尾行・監視など)をその前提条件として,要保護者の申請に基づき,国や地方自治体が実施する補足的給付であり,最低生活の保障を目的とする、最終的な公的生活保障制度である。 B 資力調査(ミーンズテスト)は、公的扶助の給付が開始される前に実施する。 C 公的扶助の対象は、法制的には、基本的に全国民である。しかし、実質的には、生活困窮者や低所得者等で貧困な生活状態にあり、独力で自立した生活ができない要保護状態にある者がその中心的な対象となっている。 D 公的扶助とは、他の制度、法律等あらゆるものの活用後(他法他施策優先)に受けることができる最終的な公的生活保障制度である。 A B C D 1 × ○ × × 2 × ○ ○ ○ 3 ○ ○ × × 4 ○ × ○ ○ 5 × × ○ ○
========================== <解答>
問題1 正答3 Bのみ正しい A × その逆が正しい。 B ○ C × 資力調査は、給付開始前に実施する。 D × 扶養義務の履行は受給要件とする
問題2 正答2 Aが正しい A × 「資力調査」をその前提条件として B ○ C ○ D ○
<ポイント> *生活保護制度とは、最低生活保障と自立助長を目的とした現行生活保護法(昭和25年)に基づく制度の通称である。国際的には公的扶助とよばれる制度に属する。 *各国の公的扶助(public assistance)とは、低所得者・生活困窮者のみを対象に,必要度の調査とミーンズ・テスト(資力調査)を行うことを前提条件として,事前の拠出を必要とせずに一般財源から行われる所得保障制度である。日本では生活保護がその代表であり,日本国憲法25条が規定するナショナル・ミニマム保障を担っている。
<参考リンク> *生活保護法 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO144.html
<こちらも学習にご活用下さい。> ■公的扶助論(生活保護制度)web講座 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1225585731/ ■社会福祉の歴史 web講座 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1226020506/
<受験支援セミナー 編集者HP> http://homepage3.nifty.com/misekiya/
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