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2009/03/05(木)
ソーシャルワーク論(社会福祉援助技術論)練習問題 2
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ソーシャルワーク論(社会福祉援助技術論)練習問題 2 <正しいものは○、誤っているものは×で答えなさい>
問題1 エコシステムとは、主体的な生活を諦めた無力状態に陥った人々が、再び本来持っている力を取り戻し、自らの問題解決の能力を強めていこうとする援助・アプローチ・視点である。
問題2 エコシステムとは、あるエリアのすべての生物と,そこに存在するすべての物理的条件の間に発生する,物質の循環,エネルギーフロー,情報伝達といった相互作用を機能の観点から捉えたシステムであり、マイヤーがソーシャルワーク実践の文脈に則してエコシステム視点として体系化した。
問題3 生態学・エコロジーを基軸にソーシャルワーク論を展開したものが「ライフモデル・生活モデル」〈ジャーメイン、ギッターマンによる〉である。
問題4 今日の社会福祉援助活動は、エコシステム接近方法(生態学的視座とシステム思考の統合)を取り入れた「医学モデル」の枠組みによって得られる。
問題5. ライフモデルは人々の成長と発達を最大限にし、環境を改善すれば良好な適合状態が確保されるという観点から、人間の不健全性だけに関心をもつ。
問題6. ライフモデルにおいては、援助者は利用者の生活を指導するのではなく、支援するのであり利用者は受動的存在ではなく、能動的・応答的存在としてパートナーとしてみられる。
問題7 援助者が体得していることを期待されているものとしての「四つの総体」とは、価値、知識、技能、能力の総体である。
問題8 社会主義は個人の最大限の可能性を引き出すシステムとしては、現在考えられている最善のシステムであろうといわれている
問題9 10のPで場所とは、狭義では人間の福祉に貢献する機関・施設であり、広義ではワーカーの所属する機関・施設である。
問題10 10のPの「ソーシャルワーク過程」とは、ソーシャルワーカーと利用者との介入過程をいう。
問題11 国際ソーシャルワーカー連盟の定義では、個人の問題の解決を、それを生み出す社会構造とは無関係で考える視点をもたらし、解決するには積極的に、その原因となっている社会構造はそのままで社会的不正義には妥協することと示している。
問題12 (同上の定義では)ソーシャルワーカーは、人間関係における問題解決を図り、人々のエンパワメントと解放を促す。
問題13 ソーシャルワーカーの行う活動は@専門職の価値と倫理 A専門的な知識 B専門的な技術に根差している
問題14 「オスカー・ルイスのニーズ(欲求)の階層」とは、第1段階は生理的なニーズ、第2段階は安全と安定のニーズ、第3段階は所属と愛情のニーズ、第4段階は自尊のニーズ、第5段階は自己実現のニーズである。
問題15 システム論とは、1968年,生物学者ベルタランフィによって発表され,有機体の全体性を包括的に説明した理論として位置づけられており、社会福祉分野では,1980年代以降,「人と状況の全体性」を捉える理論的枠組として重要な役割を果たした。
========================== <解答>
問題1 × これはエンパワメント(エンパワーメント)の説明である。
問題2 ○
問題3 ○
問題4 × 正しくは「生活モデル(ライフモデル)の枠組みによって」。
問題5 × 正しくは、「人間の不健全性だけではなく、健全性にも関心をもつ。」
問題6 ○
問題7 ○
問題8 × 正しくは、「民主主義は〜。」
問題9 × 狭義と広義が逆である。
問題10 ○
問題11 × 正しくは「個人の問題の解決を、それを生み出す社会構造との関わりで考える視点(中略)原因となっている社会構造を変革し社会的不正義に挑戦することと示している。」
問題12 ○
問題13 ○
問題14 × 正しくは、「マズローのニーズの階層」。O.ルイスは「貧困の文化」の著者である。
問題15 ○
<学習にご活用ください。受験支援セミナー 編集者HP> http://homepage3.nifty.com/misekiya/
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