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2009/03/04(水) ソーシャルワーク論(社会福祉援助技術論)練習問題 1
ソーシャルワーク論(社会福祉援助技術論)練習問題
<正しいものは○、誤っているものは×で答えなさい>
問題1 日本ソーシャルワーカー協会の倫理綱領は、ソーシャルワーカーが従うことが望ましい価値・行動規範・義務を明文化したものではあるが、個別的・具体的場面でとるべき行動を詳細に規定したものではない。

問題2 インフォームド・コンセントは、「説明と同意」と訳され,例えば、医療において治療や検査は当事者である患者がそのことについて情報を与えられ,同意をしてはじめて行いうるという原則のことである。

問題3 専門職は、クライエントがもたない高度な知識や技術をもっていることやクライエントの個人情報を知り得る立場にあることなどから、有利な立場に立ちやすく、これを利用した権利侵害を自己規制することが、専門職団体の倫理綱領の存在理由の一つである。

問題4 ソーシャルワーカーの倫理綱領の存在理由には、すべてのソーシャルワーカーが自らの行動を律することによって、ソーシャルワーカー全体の専門職としての社会的地位や評価を保持することも含まれる。

問題5 日本ソーシャルワーカー協会の倫理綱領は、福祉専門職としての行動について、クライエントに対してのみ誓約したものである。

問題6 ソーシャルワーカーは、職務の遂行に際して、クライエントに対するサービスよりも、自己の私的な利益を追求しても許される。

問題7 専門職業上の知識や技術が、非人間的な目的に利用されないよう自戒する必要がある。

問題8 ソーシャルワーカーは、個人・家族・集団・地域・社会の文化的差異や多様性を尊重するとともに、これら差異あるクライエントに対しては、管轄官庁の許可を得た後、その差異に応じたサービスや援助を提供しなければならない。

問題9 ソーシャルワーカーは、クライエントをあるがままに受容し、たとえクライエントが反社会的行為を行なった過去があっても、決してクライエントを拒否することがあってはならない。

問題10 ソーシャルワーカーは、クライエントや関係者から事情を聴取する場合も、業務遂行上必要な範囲にとどめ、たとえクライエントや公共の利益のために必要な場合であっても、プライバシー保護のためクライエントに関する情報を一切、第三者に提供してはならない。

問題11 クライエントの自己実現の権利は、他人の権利を侵害しない限度まで認められる。

問題12 ソーシャルワーカーは、同僚や他の専門職業家の貢献や業績を尊重し、自己や同僚のサービスの効果、効率について常に検討し、援助方法の改善向上に心がけなければならない。

問題13 ソーシャルワーカーは、同僚や他の専門職業家との間に職務遂行の方法に差異があることに気づいたときは、直ちにその説得に当たらなければならない。

問題14 専門的な援助関係においては、援助者は自分の感情を一切表出してはならない。

問題15 ソーシャルワーカーはクライエントと専門的な援助関係を築くために、クライエントが言葉で表現したことだけを重視しなければならない。



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<解答>

問題1 ○ 正しい。 倫理綱領は、個別的・具体的場面でとるべき行動を詳細に示した規則ではない。

問題2 ○ 正しい

問題3 ○ 正しい

問題4 ○ 正しい

問題5 × 誤り。他の専門職や一般社会に対しても誓約したものである。

問題6 × 誤り。正しくは、ソーシャルワーカーは、職務の遂行に際して、クライエントに対するサービスを最優先に考え、自己の私的な利益のために利用することがあってはならない。
*上記の2点について、倫理上のジレンマとして生じることはあり得ない。 

問題7 ○ 正しい

問題8 × 正しい文は「これら差異あるクライエントに対しても、同等の熱意を持ってサービスや援助を提供しなければならない。」

問題9 ○ 正しい

問題10 × 正しくは「クライエントや公共の利益のために必要な場合、本人と識別できる方法を避け、できれば本人の承認を得なければならない」という条件付きでクライエントに関する情報を第三者に提供することができる。

問題11 ○ 正しい

問題12 ○ 正しい

問題13 × 正しくは「同僚や他の専門職業家との間に職務遂行の方法に差異があることを容認するとともに、もし相互批判の必要がある場合は、適切、妥当な方法、手段によらなければならない。」

問題14 × 援助者は自らの感情をコントロールしなければならない(統制された情緒関与)が、それは「自分の感情を一切表出してはならない」ということではない。

問題15 × 言語コミュニケーションだけでなく、非言語コミュニケーションも重視しなければならない。


<こちらも学習にご活用下さい。>
■公的扶助論(生活保護制度)web講座
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1225585731/

■社会福祉の歴史 web講座
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1226020506/


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